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2015年3月19日 (木)

愛知支部研修会に行ってきました

今回は、愛知支部組織部主催の地区委員研修会です。
地域の会員さんと支部をつなぐ地区委員さんのための研修会です。
研修会は年3回開いていて今回が3回目。
テーマは「組織の大切さ」についてです。
 
 
愛知支部の地区委員さんは、支部『組織運営規則』に規定があって、
「会員は、市区町村を単位として、地区委員を互選する。
  地区委員数は、地区会員数により、1~2名とすることができる。
  その決定については、各班で協議する。」とあり、任期は2年だそうです。
 
研修会などの情報伝達、会員ニーズの把握、会員拡大、各部運営委員との連携、ろう協と連携、
会員さんへの会費納入についての説明や会費をまとめて振り込むのも地区委員さんの役割だそうです。
 
 
名古屋から東海道線に乗り換えます。
間もなく到着した新快速で会場の刈谷駅へ。
18分で到着です。
 
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会場は駅のすぐ近くの、刈谷市産業振興センターです。
古いとのことですが、大きな立派な建物です。
 
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(Vサインは、駅に迎えに来てくださった山崎さんです。)
刈谷市は人口15万人弱で、アイシンやデンソーなどトヨタ自動車の関連企業のあるところです。
産業振興センターには、関連製品が展示してありました。
 
 
 
支部組織部の皆さんと打合せをかねて昼食です。
気を遣っていただいたのか立派なお弁当をいただきました。(ごちそうさまでした。)
 
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今日のテーマは「組織の大切さ」です。
「みんなで考える全通研活動」とサブタイトルを付けてグループワークをしました。
グループに分かれて、「なぜ全通研は1万人を超える組織になったか」「全通研はどんな社会を目指しているのか」
「私たちどんな仲間と活動しているのか」について話し合いました。
 
 今回は、司会、記録、発表者などを決めてくださいなど言わずにグループで話を始めましたが、
各グループとも司会者、記録者、発表者と役割が自然に決まり話し合いが進んでいました。
組織部の方に聞くと、地区委員さんの研修会では、いつもグループワークをしているので慣れているとのこと。
活発な意見交換ができていました。
 
研修会には、県内各地から地区委員さん、支部運営委員さんあわせて40名の参加です。
 
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一番前の一番端に1人男性(溝上さん)が座っておられました。
周りの女性に聞いてみると、ここがいつものポジションだとのこと。
なんだか親近感がわいてちょっと声をかけてみました。
 
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「黒一点ですね、大変じゃないですか」と話しかけると、
にこっと笑って「全通研には女性の力が必要です」と言われていました。
 
組織部の皆さんは、休憩時間に欠席された地区委員さんに資料を渡してもらうための整理をされていました。
参加された地区委員さんに言付けるそうです。
 
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今日の研修会には、研修会の感想を書く時間、来年度の会費納入手続きなど
説明の時間がちゃんと設定してありました。
 
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地区委員さんに渡される資料です。
 
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手前のピンクのものは支部紹介パンフです。
A3を二つ折りにしたもので、表には愛知県の地図に名古屋班、東尾張班など地域班割の地図があり、
開くと愛通研の紹介、入会方法、支部の組織、会費の使われ方について紹介してあります。
そして裏表紙には、愛通研のあゆみが載っていました。
他には、会員数の推移、入会申込書などです。
 
 今、全通研組織部では、このような支部が作成したツールを全通研HPで紹介したいと準備を進めています。
その時は、愛知支部のパンフレットも紹介したいです。
 
 
 
地区委員さんに交通費を支払って終了です。
 
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組織部の皆さん、企画・運営お疲れ様でした。
参加された地区委員の皆さんもお疲れ様でした。
 
愛知支部のように支部で役員会交通費の負担しているところもありますが、
まだまだ役員さんが自腹を切っている支部もあるようです。
会員を増やす取り組みはもちろんですが、グッズの販売、書籍の販売などの事業活動、
助成事業への取り組み、支部研修会参加費の見直しなど支部全体で負担を分担する取り組みも必要かもしれません。
役員会に出席するにも交通費が結構かかるのではないかとおもいます。
定期的に開催されるとなおさらです。
活動を長く続けるためにも、役員会の交通費は会で責任を持つ取り組みが広がったら良いですね。
 
 
 
(文・写真 全通研理事/組織部長 小山秀樹)

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