きょうされん「がんばるディ」に参加しました(12月1日)
社会福祉法人「きょうされん」が毎年12月3日に新宿駅駅頭広場で行っている「がんばるディ」に参加しました。
通常は国連障害者ディの12月3日ですが、今年は衆議院議員選挙の告示が2日、
その後は選挙関係で新宿西口を確保することが困難で本日実施になったと思います。
「がんばるディ」は午前10時から午後4時ぐらいまでの長時間にわたり、様々な障害関係団体が、
それぞれの団体が抱えている課題について、約10分間ずつリレースピーチを行います。
全通研の担当は午前10時40分~50分の10分間です。
十分余裕を持って家を出ましたが、交通機関にトラブルがあり、ぎりぎりの到着になってしまいました。
新宿は雨が降っていましたが、新宿駅頭には宣伝カーが待機し、車上ではスピーチが行われていました。
駅前には「きょうされん」の仲間が行き交う人々に「署名」と「カンパ」のお願いをしていました。
宣伝カーに近づき、全通研であることを伝えるとすぐにオレンジ色のマフラーを渡されました。
今年からこのマフラーを着けてスピーチを行うそうです。
車の中には手話通訳者も待機していました。昨年までは「全通研のスピーチ」の時だけ、
東京支部にお願いして手話通訳の協力をいただいておりました。
しかし、今年からは全てのスピーチに手話通訳が付くことが出来ました。
『意思疎通支援事業』により、広域的手話通訳派遣が都道府県の責務になりました。
その結果、東京都の広域派遣として、この催しに手話通訳が配置されるようになりました。
東京都の場合、今年度は約550万円程度の予算を準備し、広域的手話通訳派遣を行うようになったそうです。
派遣の条件として「公益的」、「広域的」催しという条件がついてはいますが、昨年より一歩前進です。
宣伝カーの上に立ち、全通研を紹介し、聴覚障害者の暮らしにくさを訴え、障害者権利条約の発効、
障害者差別解消法等により社会が変わりつつあることを話しました。
同時に手話通訳者の置かれている劣悪な状態を説明し、
この改善のために手話通訳の制度化を進めていきたいと訴えました。
宣伝カーから道路を隔てたところに喫煙スペースがありましたが、
煙草を吸いながら皆さん話を聞いていてくれました。
ありがとうございます。
本当は全ての団体のスピーチを聞いていたかったのですが、
職場には総合支援法に関わる11月分国保連請求事務が待っています。
「来年もまた」という気持ちで職場に戻りました。
(文・写真/石川芳郎 会長)
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