高知支部の学習会に行ってきました。
9月21日(日)に高知支部の「秋の手話学習会」があり、長谷川がそこで話をしてきたのが、
「ろう者の手話とはどんなもの?」です。
このテーマの基になっているのは「ろう者は映像が見える」「手話は映像を基にしている」です。
高知支部でこのようなテーマで話をするのは今回が6回目ですが、「今日の学習会を楽しみにしていました」
という人が何人かいました。
風邪をこじらせて喉が万全ではなかったのですが、参加者が30名弱なのでみなさんと近い距離で
話すことができ、表情などの反応を見ながらできるだけやりとりをするような感じで進めました。
今回は、伝えたい出来事を、日本語で伝える場合と手話で伝える場合では、
伝え方にどのような違いがあるのかを中心に話しました。
手話では、伝えるときになりきって再現することが多いのが特徴で、日本語を手話にするときも、
その日本語で伝えようとしている出来事をできるだけなりきって再現しようというものでした。
それで、ある出来事を伝える日本語の中に、なりきることができる部分が多く含まれていることに
気がついてもらいました。
このような機会があると、1年間で分かってきたことやこれまでのことを再整理したものを話すので、
自分にとっても整理できるいい機会になっています。
講演が終わってからの参加者の感想には、「参加してとても得した気分になった」
「健聴者とろう者の手話の違いがよく分かった」「今回が3回目で、回を重ねるごとに理解が深まった」
などの感想が寄せられました。
(文・写真:長谷川達也)
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