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2014年7月11日 (金)

全通研学校(北海道会場)

今年で最後となる全通研学校パートⅡは北海道よりスタートです。
北海道会場は「社会福祉(全通研運動)」のテーマで、3名の方にご講演いただきました。
 
 
 
一つ目の講義は仙台錦診療所・産業医学センターの広瀬俊雄医師による「手話通訳者の健康問題」です。
 
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広瀬先生は産業医学を専門とし、頸肩腕障害健診に関わっていらっしゃいます。
まずは広瀬先生の講義で印象的だったことをご紹介させていただきます。
 
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頸肩腕障害の発生に職場の環境面や職員個々の個人面が関係すること、頸肩腕障害の予防のための体力(筋力)作りについてです。
職場の環境面というのは皆さんもピンと来やすいと思います。
個人面とは、その人の仕事の時の姿勢や癖、体質等によるもので、同じ作業内容・作業量でも頸肩腕障害になる方、ならない方がいるとのことです。
ちなみに広瀬先生は保育士の頸肩腕障害や腰痛の原因を調べるときに保育の様子をビデオ撮影し、ある保育士が抱っこの仕方など姿勢がほかの職員と異なっている様子から頸肩腕障害や腰痛が発症していることを見つけたそうです。
そして予防のための体力(筋力)作りについては、保育士であれば子どもを抱っこするための筋力、手話通訳者であれば手話表現のために上腕を上げ続ける筋力の有無で体の負担が違うとのことです。
私たちストレッチは意識していますが、プラス筋トレというのがこれからの健康対策にプラスしていく視点ではないか、と思いました。
 
 
 
 
2つ目の講義は薗部英夫全国障害者問題研究会事務局長の「権利条約批准・新しい制度と私たちのくらし」です。
 
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日本国憲法と障害者権利条約、そして国内の各種法律との関係をウルトラの母とウルトラの父たちに例えてお話してくださいました。
また障害者自立支援法違憲裁判の取り組みの中で時の首相や厚生労働大臣が国の過ちを認めたことの大きさ、一方で政権が変わってしまったことでそれまでの政府の見解が大きく変わってしまったとの話を障害者制度改革推進本部や推進会議の様子からお話してくださいました。
そして噂?に聞いていた、歌を織り交ぜながらのユーモアあふれるご講演でした。
 
 
 
そして1日目終了で講師3名にも参加いただいての懇親会です。
広瀬先生が講演の中でちらりと話題に出していたワールドカップ日本代表の話についても、みんなで盛り上がります。
今から4年後を考えるのではなく、今はまずは何も考えずに温泉に行って体も心も休める時期だ、とのこと。
みんなで確かにそうだ、とワイワイ話は広がります。
 
 
 
 
 さて2日目ですが、渡辺副会長の「全通研法人化と今後の運動への展望」の講義でスタートです。
 
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渡辺副会長はぜひ北海道にいらしてください、と私が研究部会の中でラブコールを送らせていただき、講義をしていただくことになりました。
ラブコールを送らせていただきながらも実は講義を聞いたことのない私です。
どんなお話かなとドキドキ?ワクワクしておりました。
全通研の歴史だけではなく、ろう運動の歴史についてお話しくださりました。
言葉としては耳にしたことのある出来事であっても実は詳しく知らなかったと参加された皆さんからも好評でした。
特に「3・3声明」を参加者全員で読み合せたことは、資料を見るだけではなく読み合せることで自分の理解が深まったとの声が午後からのグループ討議で意見として多くの方がおっしゃっていました。
 
 ということで、午後からはグループ討議です。
 
 「グループ討議に参加できなくて残念と参加できなかった方々が思うような充実した時間にしましょうね♪」とお伝えすると会場から笑いも起こりつつ、2つのグループでの討議をスタートしました。
それぞれ自己紹介と講義を聞いての感想、北海道会場のテーマである『社会福祉(全通研運動)』についてなど、日々の活動や課題を出し合っていただきます。
 「記録、誰にする?」「発表者は?」「記録したり、発表したりするのが討議の目的ではないので大丈夫ですよ~。
討議を深めることを一番の目標にしてくださいね。
最後にそれぞれのグループがどんないい話をしたのか、ちょっぴりみんなで共有しましょう~。」そんな雰囲気で私たちブロック理事も渡辺副会長も要員のお二人にもグループ討議の仲間に入れていただきました。
 
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 どちらのグループも自分の健康を守る意識や地域の意思を育てていく視点、北欧の先駆的な事例に学び、私たちの運動をどう広げていくか、3・3声明のような歴史を学ぶことの大切さ、など共通するポイントを討議していたということで発表いただきました。
 最後は渡辺副会長がビシリとまとめて全通研学校は終了いたしました。
 参加された皆さん、広瀬先生、薗部さん、渡辺副会長、いろいろ作業いただいた皆さんありがとうございました♪
                 (文・北海道ブロック 理事 田中美佐保/写真・渡辺副会長&田中)

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