「きょうされん第36回全国大会in東北・ふくしま」
9月21日(土)、福島県郡山市で行われた「きょうされん第36回全国大会in東北・ふくしま」に会長の代理で来賓として出席しました。
「きょうされん」は、1977年に障害のある人たちのニーズをもとに、16ヵ所の共同作業所によって結成されました。
現在は、1,800ヵ所を超す会員となり、小規模作業所をはじめ授産施設やグループホーム、生活施設、生活支援センターなど大きく広がっています。(※きょうされんHPより)
現在は、1,800ヵ所を超す会員となり、小規模作業所をはじめ授産施設やグループホーム、生活施設、生活支援センターなど大きく広がっています。(※きょうされんHPより)
テーマ“ここから「つたえ つなぎ はじめる」”のもと、会場の温泉施設ユラックス熱海には、目標の2,000人を超える2,200人が集まりました。
13時からオープニングセレモニーでは、
「3.11あの時 わたしたちは」と題して東北6県の代表のみなさんが、
津波で多くの仲間を失ったこと、原発事故で避難をしなければならなかったこと、
応援にかけつけてくれた人たちへの思いを詩と歌で表現しました。
重く、そして前向きな熱いメッセージが参加者の心に響きました。
「3.11あの時 わたしたちは」と題して東北6県の代表のみなさんが、
津波で多くの仲間を失ったこと、原発事故で避難をしなければならなかったこと、
応援にかけつけてくれた人たちへの思いを詩と歌で表現しました。
重く、そして前向きな熱いメッセージが参加者の心に響きました。
大会式典では、他の来賓の皆さんと一緒にステージに登壇し、紹介いただきました。
その後、きょうされん藤井克徳 常任理事から基調報告がありました。
障害のある人たち(身体障害者手帳等、障害者の手帳所持者)の死亡率が手帳を所持していない人たちの2倍以上だったこと。
津波で流された作業所の悲願の再開と今後。
福島の原発事故発生後に畑で作物を作れなくなった作業所の苦悩。
など本当の支援はこれからであることが強調されました。
障害のある人たち(身体障害者手帳等、障害者の手帳所持者)の死亡率が手帳を所持していない人たちの2倍以上だったこと。
津波で流された作業所の悲願の再開と今後。
福島の原発事故発生後に畑で作物を作れなくなった作業所の苦悩。
など本当の支援はこれからであることが強調されました。
東北で苦しみながらも明るく前に進もうとする作業所や施設で働く人たち、そこに支援や想いを寄せる多くの人たちの気持ちが一つになったすばらしい大会でした。
理事 石川 敬(東北ブロック・岩手在住)
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