2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のコメント

無料ブログはココログ

« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »

2013年8月30日 (金)

全国障害者問題研究会 第47回全国大会 臨席報告

 2013年8月10日~11日、青森県弘前市において
「全国障害者問題研究会第47回全国大会-つなぎあおうわたしたちのねがい 支えあおう人間らしいくらし ひろげよう発達保障とインクルーシブな社会-」が開催されました。
地元青森県の大会準備委員会は約300人態勢で、全国から集まった2,000余名の参加者を迎えました。
Photo_7


Photo_8


 10日の全体会は、地元青森の子どもたちと関係者200名によるオープニングでスタートです。
青森の夏といえば「ねぶた祭り」。
まず、「ヤーヤドー」の掛け声に合わせて、手作りの山車を引いた“弘前ねぷた”の子どもたちが入場です。
続いて、「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声とともに“青森ねぶた”の装束の子どもたちが跳ねながら入場。会場内を一気に青森色に染めました。


Photo_9


 開会行事に続く基調報告では、成年後見制度を利用したために選挙権を剥奪するのは違憲であるとの判決にもとづく公職選挙法の改正や、
生活保護受給にあたって移動障害のある人の自動車保有を認めないのは違法だとした判決など、
障害のある人の視点で社会制度の矛盾を訴えることによる改善への動きがとりあげられました。
しかし、その成果は社会の隅々、現場にまで十分届いているわけではありません。
障害者基本法の改正、障害者総合支援法の施行、障害者差別解消法の制定など、
インクルーシブな社会に向かって法的整備が進んでいるかのように見える一方、
インクルーシブを謳っていても教育環境は改善されないままです。
まだまだ、「黙っていては何も変わらない。訴え続けなければならない」状況です。
 


重点報告では、岩手県宮古市の東日本大震災以降の取り組みや、
福島原発事故における障害者の避難と今後について報告がありました。
東北沿岸部では津波による被害が甚大でした。
作業所で作ったものの販路がなくなり、子どもたちが遊べる公園もなくなりました。
それでも人の悲しみは人が癒します。
仲間がいることで頑張れるから、「少しずつ、ぼちぼち行こう」と言って見守ってほしいという話でした。
 福島県は地震と津波に加え原発事故による複合被害で、
最大の被害者は高齢者と障害者でした。
避難を後回しにされたり、避難所で受け入れられなかったり。
障害者用の仮説施設ができたのは1年後で、1年間は行き場がないまま、
あちこちの既存施設を巡らなければならなかったのです。
 震災にみるように、有事のときは社会の弱い部分が露呈します。
自然災害は防げないとしても、被害をできるだけ少なくする手立てを講じること、
何より人的有事を引き起こさないことが大切だと思いました。
 記念講演は、日本障害者協議会常務理事・藤井克徳氏の
「私たちがめざす社会と制度改革-ぶれない、こびない、あきらめない」です。


Photo_10


藤井氏は少年期を青森県で過ごされており、当時の回想から講演は始まりました。
日本の障害者施策は進んでいるのか遅れているのか、判断には基準が必要です。
政策水準を、①障害のない市民の社会生活水準との比較、
        ②欧米など経済力が日本と同水準にある国々との比較、
        ③過去の実態・政策水準との比較、
        ④障害当事者のニーズとの比較の4つのものさしでみます。
とくに④障害当事者のニーズと比較してどうかが一番重要なものさしです。
障害者権利条約は、「私たち抜きに私たちのことを決めないで」という理念のもと、
他の者との平等を謳っています。
障害者向けの特別なサービスを求めているのではなく、
周囲の人たちとの平等を求めているのです。
藤井氏は、学習して行動することが運動であると言います。
講演の中で、ジョニー・レイ・ライダー Jr. の詩「ナラの木」が津軽弁で朗読されました。
私たちにも根っこがあり、根っこは自分でも知らない間に強くなっていて、
たいそう強い風にも倒されないくらいになっていくはずです。
「ぶれない、こびない、あきらめない」ことで根っこはどんどん強くなるはずです。
 当日は青森支部の仲間が通訳を担当していました。
特設ステージが設けられた武道館はとても暑く、大変だったと思います。
会場には子どもたちの姿が多く、全通研集会とはまた違った雰囲気でした。
しかし、すべての人が輝いて生きられる社会を求める気持ちは共通です。
私たちも自分の根っこを強くしていこうと思いながら会場をあとにしました。

Photo_11    
                                  (文・写真: 全通研理事 宮澤典子)

2013年8月21日 (水)

2013年度 第25回ろう教育を考える全国協議会定期総会

とき:2013年8月16日(金)13:30~17:00 

会場:長崎県総合福祉センター

昨年、団体として本協議会会員になってから2度目の総会です。

昨年は、北海道札幌市で開催されました。本年は、九州長崎県長崎市での開催です。

九州の理事が出席するとのことで、窪田が出席しました。

今年の夏は、異常な暑さですが、長崎も同様でした。

12時40分過ぎ、浦上駅に降り立つとものすごい熱気に体が包まれるような気がしました。

電車道も車道も溶けていきそうな暑さです。

一瞬、経験はしていないのに、あの夏もこうだったのかと思いました。

長崎は、私にとって特別な街です。日本人として不戦の誓いをかみしめる街です。

そんな街で開催される総会とそれに続いて行われる第25回ろう教育を考える全国討論集会です。 喜んで出席しました。

7 【総会(議長の一色さん) 】
     

総会は、事業報告、決算報告、事業計画、収支予算と北海道の一色氏を議長に選出して、

提案、報告、質疑が行われ、最後にまとめて採決しました。すべての議案が賛成多数で決しました。

 

NPO法人となって4年、昨年の出版事業によって収入が増えたことにより初めて黒字で決算したとのことですが、

組織的な課題はまだまだ残っているようです。

全通研が関わることで幅広い取り組みが組織的にできると良いと思います。

総会では、内容を理解するのに必死で、意見を言うどころではありませんでした。

教育に関して勉強が足りないと思いました。だからこそ、まだまだできることはたくさんあります。がんばらねば!

総会後、来年の全国集会開催地、東京からの視察団の皆さんがあいさつされました。

10_3 【東京の視察団の皆さん】

東京だからこそできる講演を企画する、会場は300名が入れる会場を押さえているが、もっと増えても対応したい、と意気込んでおられました。

全国集会は、17日~18日、長崎大学を会場として行われました。

12【全体会・第1分科会会場(開催前、開催中は撮影禁止でした)】

開会式のあと、記念講演として、秋田県立リハビリテーション・精神医療センターの医師、中澤 操先生による「聴覚障碍の歴史と未来、リハビリテーション医学的視点から」と題する講義を聞きました。

とても中身の濃いお話でした。メモを取ろうとしましたが、スライドからも目が離せず、聞こえない人の情報保障の困難さを改めて感じました。

講義の内容は、報告を出してくださるということで楽しみです。

それから20数年前にいた職場の同僚のIさん(今はMさん)にも会えましたし、

大学時代の友人夫妻がやっている喫茶店も訪ねることができました。

奥さんは8年前に亡くなったのですが、やっとお線香をあげることができました。

本当に、この3日間は、たくさんの良いものをいただきました。ありがとうございました。

13

                                全通研理事 窪田麗子

2013年8月16日 (金)

来年の夏は“ふくしま”に結集しよう! 東北に足を運び、自分の目で見、手話で語り合い、学び合いましょう

 Photo











7月15日(海の日)、福島県郡山市で来年開かれる夏集会「第47回全国手話通訳問題研究集会inふくしま」(2014年8月8日~10日)に向け、決起集会が行われました。

当日は46名(ろう者24名、健聴者22名→健聴者よりろう者が多いというのがすごい!さすが福島!)が集まりました。


Photo_2


まずこれまでの夏集会の歴史を振り返りました
(みなさん!ご存じだったでしょうか?夏集会の記念すべき第1回が開かれたのは、福島なんですよ!!!)。

そして、東北で行われた夏集会が全通研の創立と歴史に大きく関わってきたこと、
また夏集会の意義と目的を再確認しました。

さらに、集会Q&Aで、集会の運営についても共通理解を深めました。

 参加者からは、震災後の風評を心配する声もありましたが、そこは全通研の全国の仲間の良識で、
風評を吹き飛ばし、ぜひ被災地に足を運び、自分の目で見、手話でコミュニケーションし、その現状を知る貴重な機会にしてほしいと思います。


Photo_4


最後は、実行委員長で福島県聴覚障害者協会の吉田正勝会長、全通研福島支部の清水久美子支部長、
福島県手話サークル連絡協議会の佐藤政昭会長が前に並び、福島集会の成功に向けて「頑張ろう」(写真)と全員で拳を挙げて気持ちを一つにしました。
<おまけ>郡山駅でお土産に福島(郡山)名物の「ままどおる」(写真)を購入。

Photo_5


これがコーヒーにもお茶にも合う、美味しいお菓子です。
みなさんも福島に来たら、ぜひお土産に!
そして、集会が開かれる8月は桃がとっても美味しい季節。

福島の桃はホント甘~くてジューシー。絶品ですよ!

なお、桃の写真は、福島に住んでいる私の娘(桃子と言います)から提供してもらいました。
                                                              (東北選出理事 岩手県 石川 敬)

2013年8月12日 (月)

組織担当者会議東京編の旅

 予定の飛行機に乗るため千歳空港へ、着いて案内を見たらすでに10分遅れの出発表示がされておりました。
何だか嫌な予感が~~


こんな時の予感って当たるんですね、早々にチェックインして待っておりました。

折り返しの便が到着し整備作業していますとアナウンス(何度も繰り返しされていました)
気が付いたら10分遅れのはずが、なんとすでに東京に着いている時間も過ぎているのにまだ千歳空港・・

怒りだした乗客が係員に詰め寄りケンケンがくがく・・・

でもお客さん待って不整備の飛行機でやっぱりダメでした~で落ちてもらっても困るからガマンしましょうよ~と前乗りだったので意外と冷静な自分がいました。


そんな状況でしたので東京へ着いたのは22時30分過ぎ、
そんな時間なのに飛行機の扉が開いた途端暑~~い空気!に反応したのは汗でした。


テレビだと30度だろうと35度だろうと暑そうで済みますが、その夜は28度でも汗が流れ落ちていました。
道民は暑さに弱いということを身をもって体験しました。
そして翌日一日のんびりとクーラーと仲良く過ごし夜は隅田川の花火大会をテレビ観戦、
始まって30分ぐらいで花火大会会場はゲリラ豪雨が・・・

かわいい浴衣姿のお嬢様たちもびっしょり濡れてかわいそうな姿になっていました。


なのに28日は朝から快晴でムシムシ厚~~い中、護国寺(地下鉄降車駅)目指して出発

2回ほど乗り換えて地上に出たら目の前が護国寺でした。
少し時間があったのでちょっと寄り道

2013072809340001


開け放された部屋では朝からお坊さんの講話(お説教?)が・・

Dsc_0079


聞いてみたい気もしましたがはやる心を抑えて、綺麗に掃き清められた庭の写真を撮らせていただきいざ会場へ


Dsc_0095


午前中は関東ブロックの会議を見学させて頂きました。

ずーとこのまま関東ブロックの会議で良いのに~~と思っていましたが予定通り終了><

午後は別な会議室で組織担当者会議の進行をしました。

ドキドキしながら参加者の皆さんの発言に助けられ何とか時間まで担当することができました。

7支部14名の参加がありました。

Dsc_0088


前半は組織部担当者会議用の資料に沿ってPPTを使って話を進めました。

Dsc_0093

参加者討議も皆さん積極的に意見出していただきました。

後半は休憩後に山梨支部(桐原さん)お願いしてストレッチもしました。


関東ブロック会議に参加された皆さんお世話になりました。


ありがとうございました。無事北海道に戻った私はクーラーで喉を痛めて暑い(といっても東京の比じゃない)のに咳と飛行機の気圧で耳がまだ、ボワ~~ンとしています。


それもこれも日ごろの行いのせいでしょうか???(日ごろの行いが悪い武田でした)


                      文:武田組織担当理事  写真:渡辺副会長

2013年8月 2日 (金)

東北ブロック組織担当者会議

7月27日、東北ブロック組織担当者会議が、岩手県立視聴覚障がい者情報センター(アイーナ4階・図書館と併設)で行われ、組織部担当として行ってまいりました。

 

 

27日の10時半から始まるので、前日7月26日の夕方に宮崎を発ちました。

雷を伴うゲリラ豪雨のため、飛行機の運行が乱れ、15分遅れ程度で羽田に到着。

 

それでも日本の航空会社は丁寧なお詫びを繰り返しておりました。

これが宮崎到着なら、以降の交通手段がなくて困るところですが、東京は大丈夫。無事、羽田から娘の住む朝霞台へ23時に到着。

 

 

27日朝、6時にJR北朝霞駅から大宮に行き、そこで予約しておいた切符を買って、新幹線で盛岡まで。

はやてとこまちをつなげて走るものです。

1_3


以前冬の集会で岩手に行ったとき、時間がなくてこまちのほうに飛び乗って移動できず、焦ったことを思い出しました。

 

 

10時前に盛岡に着き、記憶をたどりながら西口に

出ましたが、雪のあるなしでは全然印象が違いますね。

ちょっとウロウロしてしまいました。

 

 

4階の図書館フロアでも少し迷い、窓口で尋ねてようやく目的の会場へ到着。理事の石川さん、ブロック役員の加賀谷さん、熊谷さん、中川原さんが迎えてくださいました。

 

USBのウィルスチェックをしていただいて、センターのパソコンをお借りして準備。

その間に三々五々皆さんが集まってこられましたが、大雨で交通がマヒしているところもあり、ろうあ者の方に被害がないか等、情報交換していたのが印象的でした。

 

 

午前中は、組織部共通レジメに沿ってPPTを使って、本年度の組織活動についてなどお話ししました。

昨年もお話ししたような内容だったと思いますが、熱心にメモを取りながら聞いてくださる様子に、東北の皆さんの気質を感じました。

何事にも真摯に取り組む。そのことがとても新鮮でした。

 

本部理事は、それにきちんと向き合っていくことを常に意識して仕事をしていかねば、と改めて感じたことでした。

 

 午後からは、会議を再開する前にストレッチを行い、リフレッシュしたところで、

2

共通の討議テーマ「支部学習会に参加した未会員がいます。

あなたはどうやって全通研に誘いますか?」について話し合ってもらいました。

 

合わせて、会員拡大をどうやっているかとか、学習会について、拡大パンフについて、ポイントカードのポイントの使い道、ポイントの景品の予算はどうしているか?など、組織活動の理念から具体的な手法まで、いろいろと情報交換をしました。

3

 

最後に、昨年の組織担当者会議の時にやってみようと話していた

「退会した会員へ暑中見舞いを出す」という活動をやるという話が、青森支部からありました。

 

こんなふうな一歩一歩が明日につながると思います。

来年を楽しみにしています。ただ、会員が増えるというだけでなく、仲間としてのつながりを強くしていくことができればと思います。

 

 

東北ブロックの皆さん、私のつたない話を、本当に真剣に聞いて下って有難うございました。

 帰りには、雨がまた降り始めていましたが、会場の写真を撮っていなかったので、連絡通路の窓越しに撮影。

5_4

駅で汽車を待つ間に「まめぶ汁」を食べて帰りました。

4_2

 

11月2日には、盛岡でリーダー研修会を行います。

冷麺とまめぶ汁で盛り上がりましょう。

 

                           ( 文・写真 : 窪田組織担当理事)

2013年8月 1日 (木)

第8回 全通研学校Ⅱ 四国ブロック


7月27日(土)・28日(日)、香川県高松市で全通研学校Ⅱが開催されました。

四国はもとより、その他の地域(長野・埼玉・京都・大阪・兵庫・岡山・島根・鹿児島)から44人の参加がありました。

Photo

「発達支援(相談支援)」のテーマで、手話通訳活動における対人援助や相談事例について学習しました。

講義の概要と学習の様子をお伝えします。

 

■1日目

前田理事の司会により開会。

 はじめに森川理事より、

「先日行われた参議院議員選挙の政見放送への手話通訳や字幕は政党の任意であり、公的な責任で保障されたものとはなっていない。

また、各テレビ局が競うように長時間をさいて、開票結果を知らせる番組を放送していたが、手話や字幕は付いていなかった。

聞こえない人の暮らしを見据えて課題に取り組むことが大切。そのためには、集団での学びと検証が欠かせない。二日間、しっかり学習していきましょう」と挨拶。

 

講義「障害のある子の相談支援」

大正大学人間学部臨床心理学科 教授 玉井邦夫 氏

相談を必要としている人は、現実を検討する力や感情を吟味する力が低下、あるいは鋭敏になりすぎて、当たり前の反応や判断ができない状態。

自分にとって最悪のプロセスしか想像できず、感情の軸足が定まらなくなる。

相談技術の基本に「認知の地図」という考え方がある。
人間は、発達や知覚の法則性により、ある程度共通した地図の「でき方」があるが、経験を積み重ねるごとにオリジナルなものになっていく。

「認知の地図」は、自分にとって意味のある情報であり、一人ひとりすべて違う。人間はいつも自分の地図の上で困ったり悩んだりする。

地図上にないものは理解できない。隠れている「道(能力)」を顕在化し、新しい「道」を書き込む作業が必要になる。

 
「認知の地図」という捉え方や、クライアントの「困り」を取り除くのが相談ではなく、適切な「困り」に焦点をあてるという話を聞き、胸につかえていたのは「これだ!」と思いました。

違いを知り、どのような地図の上で困っているのか考えてみようと思います。

Photo_2




講義「相談活動の理論と実践」

 筑波大学人間系(障害科学域)准教授 結城俊哉 氏

 相談活動は目の前にいる相手を理解することから始まる。

その人の生活や人格を尊重し、わかる言葉で伝える責任がある。
未完成な自分に自覚的であること。
相談活動に「完成」はない。理屈や理論ではなく「感動」が人を変える。

 相談活動における6つの基本技法「聴き方」「問い方」「見立て方」「待ち方」「関わり方」「別れ方」を型として習得する(「形」から「型」へ)。

 援助者が健康であることが大切。

健康の判断基準は、「曖昧さ」に耐えられるか、「待つこと」ができるか、「休憩」(遊びの時間)が取れるか、「余力」を残して関われるか、「課題の優先度や自分の限界」を見極められるか、「多様性」を受容できるか、「身体感覚」を大切にできるか。

 

 経済的・精神的・社会的な「ゆとり」がなければ、いい援助にはつながりません。

全力を出し切らず最善を尽くすこと。

相談活動も手話通訳活動も一期一会。


このひと時を真剣に理論を実践の力へ。

6





学習で頭を満たしたら、お腹も満たさなくては…。

香川支部の皆さんの案内で、会場から徒歩で「御馳の介」というお店へ移動。

仲間との会話もはずみ、心も満たされた交流会になりました。

「しめ」のうどんは香川ならでは。

 

■2日目

講義「手話通訳活動と相談事例」~暮らしから学ぶ~

 全国手話通訳問題研究会理事 森川美惠子 氏

 

 手話通訳活動は人に対して行う支援。

変化する状況のなかで様々な感情があり、人や場面が同じでも、同じ通訳や同じ対応は一つとしてない。

 エンディングノートを利用し、自分の履歴を書き入れる。

目の前の聴覚障害者にもこれまでの歩みがあり、どのような人生を経てきたのか知識や経験を駆使して想像する。

基本情報を把握し、事実に基づいた想像力が大事。

 聴覚障害者の主体性や自己決定の尊重、相手に応じたコミュニケーション手段、スーパービジョンによる検証、関係機関との連携等が手話通訳者の基本姿勢である。

 

 事例検討を通して、きれいな言葉でまとめるのではなく、聴覚障害者が何をどうしたいのか、そのためには具体的に何をすべきか、明確に意識して行動すること。

一人では気づけないことも、集団による検証で軌道修正できます。

事例検討の大切さを再認識することができました。

13

 

グループ討議

 5つのグループに分かれて、2日間の講義で感じたことや気づき、疑問点などを出し合い、お互いに意見交換をしました。

 

香川支部の皆さんには、会場の準備や受付、書籍販売、交流会の手配、その他多方面にわたり細やかな心遣いと共に、大変お世話になりました。

また、遠くから来て頂いた参加者の皆さんのご協力と、講義をして頂いた講師の先生方にも感謝いたします。


ありがとうございました。

 

(前田真紀・戎協子)

« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »