「被災地における手話通訳者の養成講座、終了です!」
e~会報1月号でも紹介した「被災地における手話通訳者の養成講座が、
岩手、宮城、福島の三会場すべてで終了しました。
2月2日、3日は岩手会場(盛岡市)で行われました。
p>この養成講座は、「ヒューマン労働とコミュニケーション」、「障害者の発達とコミュニケーション」、
「手話通訳者の健康管理」、「相談援助技術の基礎」の4本の講義をDVDで見て
レポートを出すのが基本です。
今回実施された2日間では、この講義を踏まえて社会福祉援助技術と手話通訳実践技術の演習を行いました。
2日間、講義やグループでのロールプレイ、事例検討とびっしりつまったスケジュールにも関わらず、
どの会場も明るい雰囲気で熱心に受講生のみなさんが参加されていました。
休憩時間には、手話が上手くなるお祈りをみんなでしました。と、言いたくなるような写真ですが、
これはストレッチです。健康管理も大切なお仕事ですよね。
森川健康対策部長が見本を見せながら「これで3cmはウエストが細くなる!といいですね」と見事なひねり。
これは顔の下のお肉が徐々に消えていく効果のあるストレッチ。
さあ、みなさんも今日から日課にしましょう(効果には個人差があるそうです!)。
講義と演習が終了し、講座を担当した宮澤理事から「みなさんの日々の活動や、震災後の大変な状況の中で、
いろんな思いがレポートを通して伝わってきた講座でした。
自分の心の変化や成長を見つめられる時間を大切に、これからも学習や活動を続けていければ」とまとめがあり、修了証が渡されました。
冬の東北で2日間ずつ演習を行うという予定を立てたときから、「雪は大丈夫かなぁ」と誰もが心配はしていましたが、
どの会場でも大自然を肌で実感する気候となりました。
講座を担当した宮澤理事、森川理事、そして事務局の井谷さんも私(米野)も、
「誰が嵐をよんでるの?」と何度も顔を見合わせて笑っていました。
宮城会場では猛吹雪となり帰りの飛行機は欠航、福島会場では帰りのタクシーを呼んでも
吹雪で来られず2時間待ちとなりました。
最終の岩手会場は、「どうか無事に終われますように」と心の中で手を合わせていましたが、
今度は予想外の強風に見舞われました。
盛岡駅前の会場なので歩く距離は数分なのに、「たどりつけないかも!」と思うほどの強風で、
人生で初めて自分が吹き飛ばされそうな体験をしました。
けれど、雨にも負けず、風にも負けず、雪にも負けることなくこの講座を終了できたのは、
受講生のみなさんから暖かい言葉や気遣いをたくさんいただいたことと、
全通研スタッフの底力があったからだと思います。
岩手、福島、宮城の受講生のみなさん、本当にお疲れさまでした。
また冬集会でお会いしましょう!
(文・写真 米野規子理事)
※第2回講座の参加者数は、宮城会場…46名、福島会場…35名、岩手会場…21名でした。
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