きょうされんがんばるディ2012に参加しました
「きょうされんがんばるディ2012中央企画」が12月3日新宿駅前で行われました。
この企画の特徴は4時間のマラソンスピーチです。
きようされんが用意した宣伝カーの上でさまざまな団体や個人が
課題や要求を連続的に述べることです。
当日の東京は気温10度という風の強い、寒い日でした。
新宿駅前ロータリーには関東を中心にして作業所で働く仲間や職員が
おそろいのスカーフを巻いて、署名、募金活動を行っています。
藤井常務理事の挨拶から始まり、稲川淳二さん、ジェームス三木さん、
関係団体等を含め24組のスピーチがありました。
多様な障害を持った人々や関係者が社会のゆがみの中で、苦悩し、
そしてがんばっていることがよく分かります。
全通研も数年前からマラソンスピーチに参加し、手話や手話通訳者、
聴覚障害者の暮らしの問題について訴えてきています。
今回も全通研にはたくさんの層の会員さんがいること、情報・コミュニケーション保障の未整備状況、
手話通訳派遣拒否を訴えた高松裁判について述べてきました。
同時に、コミュニケーション保障を担う手話通訳者の劣悪な労働条件についても話しました。
また障害者基本法の改正を一つの武器に情報・コミュニケーション保障を前進させるために
市民の皆さんのご支援が必要とお願いしてきました。
4時間の街頭署名・募金活動の成果は283筆、10万334円ときょうされんのHPには報告されています。
署名や募金にご協力いただいた市民の皆さん、
寒い中、新宿駅頭に立ち止まり、話を聞いてくれた市民の皆さんに感謝します。
地上でも寒いのですから宣伝カーの上の寒さは一層です。
そんな中、東京手話通訳問題研究会から鎗水さんが手話通訳として駆けつけてくれました、感謝です。
さまざまな障害を持った仲間や家族の訴えの中で、たくさんのことを学び、
もっともっと関係する人々との輪を大きくすることの大切さを実感しました。
(全通研会長 石川 芳郎)
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