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2012年9月13日 (木)

初上陸!! 秋田に行ってきました。

去る9月8日・9日と、秋田に行ってきました。

初上陸ということもあり、自宅を出る前からワクワクしていました。そして乗り込んだANAの新型787便。「これが新型か~」と色々触り試してみました。ただ、音楽を聴いたりする操作スペースとその文字が小さくて、高齢者にはちょっと残念かな。しばらくして、窓からの光が眩しくて閉めようとしたら、あれ??ない!! もしやこの窓の下にある、まぁ~るいマークが光調整かなと思い、触り暫くそれで遊べました。なんと何段階もの光の調節ができるので驚きました。これは優れものですね。
それともう一つ、松山―羽田間で、実は本当に不思議な光景を目にしたのです。

まぁ~るい虹を見たのです。と聞くと、ついに森川は幻覚が見えるようになってしまった!と、思われそうですが、本当に見たのです。飛行機は雲の間を飛行していました。眼下に、「あっ!虹だ!!」と思い、見ていたら、次の瞬間に雲のスクリーンの上に、まぁ~るい虹が見えたのです。本当に興奮しすぐに、誰かとこの興奮を共有したいと思いましたが、見知らぬ隣の人は寝ているし、残念!



そんな空の旅を満喫し、羽田⇒秋田と乗り継いでやっと秋田に着きました。出迎えてくださったのは、全通研秋田支部のお二人。12時過ぎということもあり、早速昼食となりました。名物の稲庭うどんに舌鼓を打ち、いざ観光へと連れて行ってくださいました。
 「姫となまはげと、どちらがいいですか」の問いに、「なまはげ」と答えたので、そのなまはげ伝承資料館に連れて行ってくださったのです。

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「なまはげ」というと私のイメージは、怖い・鬼・子どもの泣く叫ぶ声という感じで、できれば避けて通りたいかなとは思ったのですが、そこは怖いもん見たさの気持ちが勝ち、いざ伝承資料館へとGOということになったのでした。
なまはげは、神様のつかいで、12月31日に山から下りて来て、怠け者や言うことを聞かない子どもや嫁を、戒めるそうです。男鹿半島のみの風習で、その地域ごとのなまはげがいるそうですよ。私が感動をしたのは、家長がなまはげに対して、家長として家族を守り、なまはげの厳しい家族へのことばも、きちんと答え、また、もてなすということでした。

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核家族では味わえない光景だなと思いました。元々私は大家族が好きなのでそう思ったのかもしれませんね。
なまはげを十分に堪能してから、その後、寒風山⇒由利本荘のホテルへと向いました。


翌日は、私の本番です。朝一番で、温泉に入り、さっぱりとして学習会を担当しました。
テーマは「健康」についてです。33名の内ろう者が10名以上もおられ、熱心に「手話通訳者の健康」について、一緒に学んでいただきました。このように、ろう者の参加がたくさんあると、本当に嬉しいです。だって一番近くにいて一番一緒に活動する仲間に「頸肩腕」のこと、「手話通訳者の仕事」のことは、理解していただきたいですもんね。バンザイ!!

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健康でありたいと願うだけでは、健康でいることはできないですよね。繰り返しの学習と、仲間同志の検証・そして日々の実践が重要になってきます。
そしてそして何より仲間はいいな!!と、そんなことを改めて感じさせてくださった皆さんでした。ありがとうございました。

(文・写真/森川美惠子)

※2012年9月9日、全通研秋田支部へ講師として森川美惠子理事が派遣されました

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