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2012年9月25日 (火)

なんと太っ腹な青森!!~健康学習会 2012.9.21-23

9月21日~23日の三日間、青森で「健康学習会」があるので
行ってきました。

松山⇒羽田⇒青森と乗り継ぎ、青森に到着です。

もう夕方だったので、ホテルの近くの和食のお店に行きました。
はらす丼とイカのバター炒めと、王林のサワー。満足満足。

 そして翌日、お昼までは時間があったのでウインドーショッピングをして、少し早目に昼食を摂ろうとお店を探しました。
そうだお寿司が食べたいと思い、大衆食堂のようなお店に入り、
板前さんのいるカウンターに座りました。

一番安い「寿司の並(1000円)」を注文して、待っていると、
突然目の前のカウンターに「これでも食べて待っててください」と、
新鮮なイカの寿司がきたのです。

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びっくりしながら、でも内心は「ヤッター!」と思いながら、
食べていると、注文した「並」がやってきました。

そしてそれを食べようとするやいなや、その寿司の上に「これ食べてみて」と
美味しそうなマグロの刺身。

「美味しい!」と言って、次食べようとすると、
また「このほたて旨いですよ」と、これまた甘くて絶品!! 

「甘くて美味しい!!」と言うと、またまた「これは大トロ」と、
こんな感じで次々と、私の目の前に、刺身や寿司が置かれていくのです。

とうとう私は「もう食べられないのでこの寿司を持って帰ります」という始末。当初頼んだ寿司は食べれず詰めてもらい、知人に差し上げました。

どうですか。驚きでしょ!! でも、私が払ったのは1000円のみです。

そんなことで、まだ驚いてはいけません。実はまだまだ続きがあるのです。

その店の帰り際に、「お土産を持ってお帰り、これは大間のマグロのかまだよ。
明日帰るなら、明日、朝5時にはいるからいつでも取りにおいで」

「いいえ、もう十分いただきましたから」とお伝えはしたのですが、
結局いただくことになり、送っていただくことになったのです。

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それも大間のマグロのかま部分だけではなく、
身のかたまりも入れてくれたのです。

思えばこの世に生を受けて55年、こんなことは初めてでした。

その板前さん(総料理長でした)に、
「今まで、お店に人にこんなに親切にしていただいたことはありません。
ありがとうございました」とお礼を言いました。
本当にびっくりです。

そんな目を真ん丸くする出来事があり、わくわく気分で研修会場に到着しました。

なんてたって恩返しできる一番の方法は、私を招いてくださった皆さんに、
一生懸命お話しすることですものね!!!

青森でのこの健康学習会は、今回で22回目となり、
とても歴史のある学習会なのです。

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そして、今回は、聴覚障害者協会と全通研の共催が実現し、
全通研の運営委員さんは、みなさん、とても喜んでおられました。

参加者は48名。内聴覚障害者の方は14名、
そして勤務として参加している設置通訳者は18名ほどおられ、
皆さんと一緒に「健康」について考える3時間となりました。

後でうかがうと、あまり会わない方々と一緒にストレッチをしたので、
親近感がわき良かったとも言われていました。体を動かすのはいいですね。

講義の内容は、①けいわんの基礎知識を模擬通訳等の実演を交えてお伝えし、
              ②ストレスについて、
              ③ストレスへの免疫力をつけるには、
              ④被災県の通訳者のお話。                    最後に
              ⑤ストレッチをして終了しました。

私も学ばせていただくことが多かった学習会でした。 

そして、学習会後に、交流会もしていただき感謝しています。

なんとそのお店が、本当に偶然ですが、
あの太っ腹な総料理長が務めるお店の支店だったのです。

交流会のときにサービスしていただいたことはいうまでもありません。。。。

ありがとうございました。

もう少しして、島の美味しいみかんができたら、
そのお店にお送りしようと思います。

なんとも、嬉しい驚きの連続の青森でした。

このような機会をいただいた青森支部の皆さんに
感謝します!!

                  (文: 森川美惠子健康対策部長)

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