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2012年8月14日 (火)

全国障害者問題研究会 第46回全国大会広島2012への出席報告

全障研広島大会は、「つなげよう みんなのねがい
たしかめあおう人間の尊厳     ねづかせよう発達保障
きずこう 平和でインクルーシブな社会」
をテーマに、8月11、12日広島市で開催され、
全国から2日間で2000名が会場となった
平和公園内にある国際会議場に集いました。

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【会場となった広島国際会議場は平和公園の中にあります。

当日は雨にもかかわらず慰霊碑に祈りを捧げる人が後を絶ちません。】

大会は、開会の挨拶の後、常任全国委員による基調報告
(東日本大震災と安心・安全な暮らし、
障害者総合支援法を巡る課題、乳幼児の保育療育を巡る課題など)、
重点報告として自立支援法違憲訴訟原告の秋保喜美子さんからの
「私のねがい-自立支援法の廃止と平和」、

福島県南相馬市の先生からの
「東日本大震災から1年半-福島からのメッセージ」
報告がおこなわれました。

記念講演では、「反核・平和運動一筋に」と題して
日本平和委員会代表理事の佐藤光雄さんから講演がありました。

受付では、全国から参加した仲間であふれていました。
実行委員のみなさんのがんばりが支えています。

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【受付では、全国から参加した仲間であふれていました。

実行委員のみなさんのがんばりが支えています。】

終了後は特別平和企画として、慰霊碑巡りや被爆体験を聴く
(ろう者の方の体験です)会が予定されていました。

 全国障害者問題研究会(全障研)は1967年に結成され、
障害者の権利を守り、発達を保障するために活動をされている団体です。

自立支援法廃止に向けた取り組みでは、
JD(日本障害者協議会)の構成団体として
重要な役割を担われました。

全通研は、これまでも関係団体と連携しながら
運動を進めてきましたが、今年度から一歩進んで、
JDに加盟し運動の輪を広げていきます。

オープニングでは、約130名の仲間の演奏する太鼓の音が
ホール全体に響き渡りました。

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【オープニングでの、太鼓演奏】




全通研会報(7月25日発行)p51に、
今年度の活動計画が掲載されています
(まだ手元に届いていない会員さんもいらっしゃるかと思いますが)。

ちょっと長いですが、「(2)仲間を増やす」から引用します。

『…「障害者総合福祉法」、「情報・コミュニケーション法」、「手話言語法」の取り組みなど
地域聴覚障害者協会をはじめとした多くの団体との共同の運動が今後も展開されていきます。

これらの運動は、手話関係者だけでなく
たくさんの方々にその意義を知ってもらう働きかけによって
成り立っています。

そのようなさまざまな社会への運動によって手話が広まり、
手話への関心の高まり、手話に関わる人の増加には
確信を持つことができます。

(中略)地域の聴覚障害者や手話通訳者、
手話に関わる人たちがさまざまな問題、
課題の解決に取り組むためには、もっと多くの仲間との
連携が大切になってくることは間違いありません。』



もう一つ。
基調報告を聞きながら私がメモした言葉をいくつか紹介します。

「厳しいときだからこそ、発達を保障するための課題を
明らかにしていく研究運動の真価が問われている」

「地域の現実に即しながら検討し、解明していく研究活動」

「願いを掘り起こし、共に実現していこうとする多彩な実践の努力」

「全障研に必要なことは、全障研をより多くの人に知ってもらい研究活動に参加してもらうこと」

 これらは、そのまま私たち全通研の活動にとっても
大切な視点だと思います。

私たちも、聞こえない人達の暮らしから学びながら
活動をすすめていきましょう。

☆☆☆ 学んだ結果、活動した結果や課題は
全国手話通訳問題研究討論集会へレポートしましょう。
2012年度は、名古屋で2月23~24日です。
毎年12月中~下旬ぐらいがレポートの締め切りになっていますよ ☆☆☆

2012年8月10日 (金)

ろう教育を考える全国協議会総会および討論集会に参加して

 2012年8月3日(金)に羽田空港を出発して千歳空港に到着。
飛行機の中で、「曇り、気温20度」とアナウンスがあった。

「あっ、長袖シャツや上着を持ってこなかった」と
思わず家を出るときの判断が甘かったことを悔やんだ。

というのも、家を出るときは、上着を持っていこうか悩んだ末、
荷物になるのは嫌だと思ったからでした。
それと東京は暑かったことも判断に影響したのかなと思いました。

 そんな心配も、飛行機を降りてみるとすっ飛んでしまった。
やはり、暑かったのです。
それに時々晴れ間も見られました。

 久しぶりに千歳空港に来て、JRで札幌に向かいました。
以前来たときは、かなり前だったこともあり、
札幌までの車窓からの風景も忘れてしまっていました。

 北広島という駅に着いたとき、
北海道にも広島があるのだとバカなことを考えてしまいました。
でも、やはり、畑を見ると北海道は広いなと感じました。

それに、札幌に着くまでには大きな建物がいくつかありました。
その建物のほとんどが病院でした。
町医者はいないのかなと思うくらいでした。

 また、家は大雪に備えての造り方をしていました。
千葉に住むものとしては、物珍しい建物でした。
高床式というのか二階から上が住居になっているのです。
つまり、三階建てで、一階は倉庫にしていて
その上からが住居になっているのです。

 札幌駅に降りると、前に来たときは
駅前の開発で工事をしているときでした。
それ以来の札幌でしたので、いやいや、びっくりです。
もの凄い迫力で目の前に高い建物が建っています。
駅前のモニュメントもすばらしいものでした。

 駅近くのホテルに手続を済ませ荷物を預けて、
昼食にすることにしました。折角、札幌に来たのですから、
ラーメンをぜひ食べてみたいと思いました。
最近は、自分の健康のこともあり、ラーメンはほとんど食べていません。
でも、札幌の雰囲気を楽しむためにも先ずはラーメンだと単純に思いました。

駅前のビックカメラの入っているビルの10階に
ラーメン共和国というものがあるとホテルの従業員に聞いたものですから、
そこに行きました。

10軒ほどのラーメン屋から“空”というお店に入りました。
定番の味噌ラーメンを注文して食べました。久しぶりのラーメンでした。
スープは飲まずに残しましたが、正直、美味しかったです。

 腹ごしらえもできたので、
総会が行われる視聴覚障がい者情報センターに
地下鉄に乗って向かいました。
2階建てのセンターで、この中で手話通訳者の手配をしています。

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 総会が始まり、議事が始まる前に、
新加入である全通研が西滝さんより紹介がありました。
西滝さんからは、「1万人を超える会員を抱える団体が、
この協議会に加入してもらったことは非常に心強い」とのお言葉をもらい、
私も張り切って挨拶をさせてもらいました。

 総会は、事業報告、会計報告、監査報告、事業計画、
予算案が審議され、決議されました。
その中で、主なものを紹介します。

 1つめは、高田英一氏の『手話教育 今こそ!』の書籍が販売されました。
これは、協議会の機関誌である「ろう教育の“明日”」に
連載されたものを再編集したものです。
販売については、ぜひ、協力したいと私は勝手に考えてしまいました。

 2つめは、私も知らなかったのですが、
この協議会がまとめた「ろう学校の専門性向上のために(提言)」があります。
かなり読み応えのあるものですが、
私たちがろう教育について考えていく参考になると思いますので、
ぜひ、協議会のホームページ
http://www.normanet.ne.jp/~deafedu/jinjiteigen.pdf
を開いて見てほしいと思います。

 入会して良かったですね。
このような情報が得られるだけでも違うかなと思いました。

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 総会後、2013年に行われる長崎県との打合せがありました。
討論集会におけるマニュアルがあるとのこと。
それを参考にすることと北海道からのアドバイスを受けて、
成功のために準備をしていくことになりました。

 この討論集会の一番の課題は、
いかに参加者を多く集めるかということでした。
そのことと関係することですが、いかに金をかけないで運営できるかにかかっているとのことでした。
 長崎県のろう団体から木村事務局長、平田教育担当の2人、
全通研長崎支部からは長野さん2人と下瀬さんが参加していました。

 総会が終わって、大通公園に行きました。
今、札幌では札幌夏祭りの真っ最中でした。
ビアガーデンが大通公園や駅前広場に設置され、
浴衣姿の大勢の人が美味しそうにビールを飲んでいました。
きっとサッポロ生ビールなのでしょうね。

また、時計台も見に行きました。前に見たときは、
思ったよりも意外に小さいなと思ったのですが、
今回はそんなに小さいとは感じませんでした。何故なんでしょうかね。

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 2日目は、少し肌寒く感じる中歩いて、会場である道民活動センターに向かいました。会場までの途中には、北海道庁旧本庁舎の赤れんが庁舎を見ることにしました。

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堂々とした風格のある建物で、その頃の雰囲気を感じることができました。

 会場までは駅から歩いて15分くらいのところにあります。
この建物の4階には、北海道ろうあ連盟、手話サークル連絡協議会が入っています。

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 午前10時に知事、市長、教育長の参加のもと、開会式が始まりました。
来賓は、残念ながら皆さん代理出席でした。
300人を超える人たちが会場を埋め尽くしていました。

 また、記念講演では、「改正障害者基本法第3条をどう活かすか」
というテーマで、田中慎也氏(日本言語政策学会前会長)が話されました。
講演が終わった後に、3人から質問がありました。
これも熱心さが感じられたシーンでした。

 午後は、第2分科会のシンポジウムに参加しました。
5人のパネラーから提案がされ、1時間ほどのやりとりがありました。聞こえないということがわかってから、どんなサポートが考えられるのか。特に手話との出会いをどのようにしていくのかなどのやりとりがありました。

 3日目は、いよいよ私の出番となりました。

朝9時から司会の挨拶で始まりました。
参加者は20人程度でした。その前に講演の準備をしました。
木下先生がパソコンを出しているのを見て、私はびっくりしました。
部屋にはパソコンがありません。
そういうことは、私のパワーポイントで作成した原稿がこの場にないことになる。

焦りましたね。そこには司会で西滝さんがいました。
幸いにもパソコンを持っていました。
西滝さん宛にメールでこの原稿を送ってあったのを思い出し、
資料をさがしてもらうことにしました。

ようやく探すことが出来ました。
 もしなかったら、どうしたのでしょうね。
プリントを見てもらいながら、お話しするしか方法がありませんでした。

折角の全通研の紹介する機会を得られたのに、
その効果が半減してしまうところでした。
今度からこのようなことがないように確認しておかなければと思いました。

 「全通研とろう教育とのかかわり」というテーマで
20分ほどお話しさせていただきました。
3人ほど質問があり、自分の発表が終わりになりました。

 札幌駅から千歳空港までJRに乗っていきました。
空港の2階に行くとお土産屋がたくさんありました。

お土産を買うためブラブラしていたら、
私が勤めていた学校は、高等部の修学旅行は北海道で行っていました。
そのときお世話になった旅行会社の人に、本当に偶然でしたが、会いました。
お互い、びっくりしたのですが、少しだけ話をして別れました。

 飛行機に乗って羽田空港に着きました。
着いたとたん暑さを感じてしまいました。
もっと北海道にいれば良かったと本当に思ってしまいました。

 でも、いろいろ勉強になった3日間でした。

 この場を借りて、実行委員の佐藤さん、そして、
今回の入会に際していろいろ手配をしてくれた西滝さんに感謝を申し上げます。

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