岐阜支部総会の記念講演~2012.04.22
4月22日(日)に開催された岐阜支部総会の記念講演講師(全通研講師派遣事業)を担当した。
会場は美濃加茂市の「生涯学習センター」。
最寄りの駅を調べるとJR美濃太田駅。
岐阜〜美濃太田を結ぶ高山線
岐阜駅から単線・2両連結の高山線で40分弱と正直いってアクセスの不便なところ。
会場で支部に開催地選択の理由を聞いたところ
「岐阜県は広い(1万㎢以上! 全国で7番目。
ちなみに広いと思っていたわが兵庫県は約8400㎢で12番目だった)ので総会会場は各地域持ち回りにしている」とのこと。
やはりきちんとした理由があるのである。
朝からの雨がやまないまま美濃太田駅に到着。
わざわざの車のお迎えに感謝。
会場で用意のお弁当を支部メンバーといただきながら
午前中の総会を無事終了した支部長(集会担当の全通研理事になる予定)から話をうかがう。
何でも今年が国体、来年が夏集会という超重量級行事の連打に
83人の会員で立ち向かう事態になっているとのこと。
「中心人物が明るく盛り上げないと〜」と根拠レスの励ましを送りつつ、こういう支部の頑張りによって全通研が動いていることを実感する。
13時半から「手話言語法」の講演開始。
今取り組まれている手話言語法制定事業は日本財団の助成を受けた全日本ろうあ連盟の取り組みであること、
背景に制度改革の動き、今の日本の手話に関わる制度への改善要望、権利条約等の海外の動きがあることを説明。
さらに事業内容として、海外調査(先進国の進んだ制度)と
国内調査(日本のろう者が直面している差別)の概要を説明する。
あわせて、手話の定義や継続した運動の必要性の説明の中でさりげなく「全通研学校8」をPR。
岐阜支部も販売がんばってます!
15時過ぎに講義は終了後質疑応答。
「今の日本では手話は言語なのか、福祉なのか」
「手話言語法案の内容はこれからも変更できるのか」等の質問に私見をまじえながら精一杯回答。
後片付けに忙しい支部にお礼を申し上げて16時前の電車で帰途につく。
(IT)
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