12/4 高松市の手話通訳派遣を考える集会
12月4日「高松市の手話通訳派遣を考える集会」が香川県社会福祉総合センター(高松市)で開催されました。
これは、ろうのお母さんが高松市に申請した「県外にある学校のオープンキャンパス(保護者説明会)への通訳派遣を却下したことは憲法違反である」との裁判を全面支援するための集会です。
高松市は、「高松市区域内でなく、かつ通訳内容が、市長が特に必要であると認める程度の客観的な重要性に乏しい」「専門学校のオープンキャンパスに伴う保護者説明会は、義務教育とそれに準ずる高校等に関するもの以外のものであるため(該当しないため)」を理由としています。
全通研は、全通研香川支部からの支援要請を受け、「手話通訳の派遣が地域によって異なるなど手話通訳制度の不十分さから起こったこの問題について、「いつでもどこでも手話通訳の保障」が可能となる制度を目指して取り組んでいく必要がある」と支援することとなりました。
…長くなりましたが、以上の理由で全通研本部から伊藤事務局長と小山が出席しました。この問題は高松市だけの問題ではなく、全国の手話通訳派遣に影響を与える裁判です。これから、さまざまな形で情報発信や協力要請があると思います。全国のきこえない人の暮らしが良くなるよう支援の輪を広げていきましょう。
香川支部菅原支部長
集会では、司会を担当されていました。
(左端で資料に目を通しているめがねのダンディーな元青年)
全通研前田理事(高知支部)も「四国はひとつ」と駆けつけました。
(真ん中でカメラを持っているお姉様です)
この集会では、全日本ろうあ連盟、日本手話通訳士協会、全通研が裁判支援の挨拶をしました。
集会の最後は、参加者全員でガンバローを三唱。
(大きな背中は伊藤事務局長)
高松駅への帰り道、手話通訳士協会事務局長の田中さん、日本聴力障害者新聞の取材に来られたMさんと一緒にさぬきうどんで打ち上げ。
私は、しっぽくうどんを食べました。
大根やにんじんキノコも入って380円。おいしかったですよぉ~。
食べた後はお腹の中からぽかぽか。日が落ちて冷たく吹く風もなんのその。
おいしいうどんをありがとうございました
「ネギもっと入れて」という注文に嫌な顔をせず、大盛りにしてくださいました(ありがとうございました)
快速マリンライナーで帰広。
最後尾の車両(岡山を出るときは先頭)は2階建て。
2階はグリーン車になっていました。
ちなみに私たちは自由席で、ビール(伊藤さん)と焼酎(Mさん)を飲みながらおしゃべり。
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