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2011年10月13日 (木)

2011年度支部長会議(2日目)

2日目午前中は、昨日に続いての分散会と全体会が行われました。

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(画像:「聴覚障害者団体との共同について」の報告をする窪田理事。)

 

  共に歩むためには日頃のコミュニケーションが重要であること。

その場でお互いに言いたいことを言い合える環境を作っていくことが大切ですね。

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(画像:「会員拡大・後進人材育成について」の報告をする橋本理事。)

ポイント制の導入や、会員のニーズに合わせた学習会の計画など、

うちでもやってみたいと思うことがいくつも聞けました。

新規会員確保はもちろん大切ですが、いかに継続率をあげるか、

これも大きな課題ですね。

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(画像:「健康問題の取り組みについて」の報告をする渡辺理事。)

 健康に働ける職場を増やし、働きやすい環境を作っていかなければなりません。

「健康」は「けいわん」だけではありません。

さまざまな健康問題をとりあげ、そしてみんなで考えていきましょう。

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(画像:「事業活動について」の報告をする山形理事。)

 自主財源を確保していくために、

各支部いろいろな取組がされていました。

『余ったら貯めよう』ではなく目的を持って着実な資金集めが重要ですね。

最後のまとめは伊藤事務局長。

「今障害者制度が大きく変わろうとしている。

これは私たちの運動が実を結んできたものだと考える。

全通研の活動があったからこそだ。『組織』のもつ意義を感じている。

今回の災害時の通訳派遣はこのネットワークがなければ協力できなかっただろう。

会員→支部→全国は人間関係でつながっている。

これからも私たちは、情勢を正確につかみ社会に訴えていこう」と

力強く締めくくっていただきました。

  みなさん、お疲れさまでした。\(~o~)

  

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(画像:公開講座)

 2日目午後からは弁護士の藤原精吾氏をお招きして

「差別禁止法について学ぼう」の公開講座。

73人の参加がありました。

最初に障害者権利条約についてお話しいただき、

条約でどんなことが決められているのかを学びました。

障害者差別の事例をあげ、なぜ起こっているのか、

なぜ差別禁止法が必要であるのか、

諸外国の例もあげて詳しくお話いただきました。

「障害をもった人が主人公になれる世の中を作らなければならない」

「同じスタートラインに立ったから、あとは自分で行け!というのでは

本当の意味での機会均等ではない。

必要な社会的援助をすることで、はじめて機会均等になる」と

静かにそして熱くお話いただきました。ありがとうございました。

1日目夜に行われた交流会の様子は次の記事で紹介いたします。

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