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2011年8月12日 (金)

障がい者制度改革推進会議の傍聴

暑さ本番の8月8日、「暑さになんか負けへんで~!」と勢い込んで買ったお弁当を新幹線で食べながら東京へと向かいました。

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が、霞が関の駅を降りるとクラクラする様な暑さに「うっ! 溶けそう」。わずか400m程の道のりを歩くだけでも汗だくになりながら、大きな合同庁舎の建物とご対面。
「こんなに大きな建物なら、涼しいんじゃないの」と思った予想は見事に外れ、会場では昭和の名残のような大型扇風機がグルグルと廻っていました。
“傍聴席”というと委員のみなさんを遠目に見るというイメージでしたが、すぐ近くで見れるライブ感にびっくり。早めに到着したおかげで一番前の席に陣取れてホッとする間もなく、配布されたたくさんの資料に「ぎょっ! これを全部読んだ人たちの話についていける?」と新たな不安がよぎりました。でも大丈夫! 会議は手話通訳やパソコン要約筆記で情報保障があるので、発言内容をリアルタイムで手話や字幕で確認することができます。耳から情報を得られる私にも、聞きもらしや意味のつかめない言葉を文字で確認できるので、とても心強い味方となってくれました。資料とスクリーンと自分のノートと委員の方たちの顔を交互に見ながら4時間の会議は進んで行きます。1時間ごとに10分程度の休憩が挟まれるので、なんとか息継ぎをしながら足のつかないところで泳ぎ続けるような感覚でした。

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肝心の会議の内容は…「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案」についての報告と意見交換がメインでした。障害者の範囲、福祉サービスの支給決定、相談支援、利用者負担など、どれをとっても重要なテーマが次々とまな板の上に載せられ、料理されていくようにすごいスピードで討議が進んでいきます。私自身、日ごろの業務と密接に関する内容でもあり、国や当事者、業務に従事する人の視点の違いを感じ、厳しい現実との狭間で胸が苦しくなるような迫力に圧倒される濃い内容の会議でした。
一つの例では「利用者負担」について。自立支援法施行後は当たり前のように使われている言葉ですが、いったい福祉サービスの利用者とは誰なのか、障害があることでサービスの利用が必要な人が「自己負担で購入」すべきものなのか、サービスの質や当事者の暮らしの責任は誰が負うのか。会議の中で、当事者からも行政の立場からも色んな意見が出されました。「国の財政が厳しい中で~」「国民の理解が得られるような…」「お金を払ってでも今の状況が改善されるなら~」等、出てくる意見はどれも一理あるようで、でも素直に納得はできなくて。地域や職場での現実、全通研が作ってきた運動や理念、国や社会の動きなどが複雑に絡まって今の大きな流れの中にいる自分をもう一度しっかり見つめなおさないといけないなぁと感じました。

 (事務局員 米野規子)

2011年8月 2日 (火)

7/30 全国障害者問題研究会第45回全国大会 大阪2011

7月30日に、大阪中の島にある大阪国際会議場で開催された全障研の大会に行ってきました。
関西の人には「おけいはん」でおなじみの京阪電車を浜大津、三条京阪、京橋と3回乗り継いで、1時間半の道のりです。最初に乗るのは京阪石坂線。こんな楽しい電車が走っていますよ。この電車、夏は「ビールde電車」になり、冬には「おでんde電車」になります。一度試してください。

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受付で、大会要項とレポート集をもらいました。分科会が46と特別分科会が4つあり、レポート集の分厚さにびっくりです。

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オープニングは30台の太鼓。床を伝ってビンビン響きます。

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2,000人以上の参加者で熱気あふれていました。

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記念講演は「障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会(障全協)」事務局次長であり、障害者自立支援法違憲訴訟原告の家平悟さん。「制度が変われば社会の中で必要がない人間にされてしまう。これが障害者問題。あきらめない!社会は変えられる」と話され、参加者の共感と感動の嵐でした。(梅本悦子)

7/30 『新 日本語-手話辞典』出版記念祝賀会

みなさんは『新 日本語-手話辞典』をもう買いましたか? え? 出版されたことを知らない? じゃあまずそこからお伝えいたしましょう。
全国手話研修センターの日本手話研究所で編集された同辞典が今年6月10日に発行されました。14年前に発行された旧版の改訂になります。収録単語や用例を大幅に増やした充実の一冊です。
値段は23,100円とこれも充実ですが、手話学習者なら買って損はない一冊と言えるでしょう。

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というわけで、7月30日(土)に全国手話研修センターで開催された『新 日本語–手話辞典』出版記念祝賀会に来賓として出席した。正副会長の代役での出席である。出席者は約50名。開始時刻の12時直前の到着になってしまい少し焦ったが、エレベーターで石野全日ろう連理事長と出会ってほっと一息。
石野理事長の開会挨拶に次いで編集者の挨拶。監修・編集者である米川明彦さんによると10年後?に改訂版を出す予定だとか。富田昭治さん(元全通研副運営委員長)の挨拶からは大任を果たした、という雰囲気がうかがえた。出版した(株)中央法規の荘村社長は「現在3千部を普及した。今後1万、さらに2万、3万と部数を伸ばしたい」という力強いことばが。この辞典が3万部売れる社会はすばらしい。全通研も微力ながら協力しないと。

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↑全国手話研修センターの小出常務理事(全通研参与)の閉会挨拶

 

懇談の後で来賓スピーチが回ってくる。開口一番「新辞典で残念なことが一つあります」という。司会(辞典編集者)の高塚氏がびっくりしたところで「全通研、という手話が入っていません」というと無事(?)受けた。「10年後の改訂版にはぜひ収録をお願いしたい」と述べてしめくくる。
その後には、辞典の編集に携わったが今は故人となった西田一さんの奥様への辞典贈呈式があり奥様のスピーチで会場は柔らかい雰囲気に…。
参加者には、全通研からは京都支部の持田さん(支部長)や鳥取支部の国広さん(全通研監事)の顔も見えていた。

 

【本日のひとこと ~西田 倚久子(故・西田一さん(編集者)の奥様)~】
「昭和29年にわが家(西田家)に伊東さん(前全通研運営委員長)や他にも数人が集まって手話を紙に書いては箱に入れていた。今思えばあれは単語のカード化で辞典の編集と同じ作業をしていたのだろう。」
(IT)

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