第28回青通研講座
青森支部の総会にあわせて開催された「第28回青通研講座」の講師として青森に派遣された。テーマは「全通研法人化の意義と展望」。
青森県は(当然ながら)3月の大地震の被災地である。とはいうものの、青森市の市街地を歩くと地震による被害は見えない。空港から乗ったタクシーの運転手の話では「被害なし」、だが「ガソリンが一時なくなった。モノが不足した」ということのようだ。
もっとも今もなお余震が襲い、4月8日深夜の地震で9日の昼まで停電、宿泊施設ではキャンセルが相次いで収入が激減、という状況があり地震は青森にとって他人事ではない。
この時期に何を話せばよいのだろう、と思いながら、用意した資料に基づいて「聴覚障害者や手話通訳者の現状」「全通研の役割」「法人化されてどうなるか」について考えていることをとつとつと話す。
人間の生命や生活の維持がぎりぎりの状況におかれている時期だからこそ全通研が掲げる理念を維持し主張することが大切だと思う。法人化によってこれまでの活動と実績を発展させる形での今後の取り組みの重要性を説明する。
ホテルから会場まで、また会場付近を歩いたがどうも目が寂しい。そうか、と気づいた。町並みに花がないのだ。市内各地にはまだ雪が残っていて冬が残っているのだろう。写真はその中で道の脇に咲いているのを唯一見つけた花。春の始まりか。
(IT)
※2011年4月10日(日)10:00~12:00に第28回青通研講座が行われ、講師として伊藤正事務局長が派遣されました。
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