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2018年4月17日 (火)

広島支部講師派遣

414日(土)広島支部の総会に参加させていただきました。

 

JR広島駅に到着すると組織部長の小山さんが迎えてくださり、会場まで案内していただきました。

会場に到着してびっくり!壁には、大きな掲示がありました。

広島支部の会員さんが作成してくださったそうです。

大きな半紙に美しい書体で講演テーマと私の名前が書かれています。

こんなにも大きく美しく自分の名前を書いていただいたのは初めてで感動!でした。

                             

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私が今回の講演テーマとしていただいたのは、「どうなる?これからの手話通訳〜電話リレー通訳、ロボット翻訳、スマホアプリ〜」です。

技術が発達し、便利なものが増えてきた今、人よりも機械に仕事をさせたほうが効率よく、お金もかからないと言われることもあります。

けれど、コミュニケーションの基本は人と人がお互いの気持ちを伝え合うこと、理解しようとすること。どんなに技術や機械化が進んでも、人の気持ちを理解し、お互いの心を動かすのは人にしかできないのでは…と思います。

 

そのことを手話通訳の現場を担う者として伝えたい!と思いながらも気持ちが焦って後半は特に駆け足の話になってしまいました。そんな私の話を一生懸命聞いてくださった参加者のみなさん、通訳してくださった方、あたたかく受け入れ細やかな配慮をしてくださった広島支部の役員のみなさん、本当にありがとうございました。

 

講演終了後には、美味しい広島焼きを食べながら野球談議に花が咲きました。

根っからの広島カープファンの支部の方と、大のタイガースファンの私が「この選手が好き!」「あの試合は面白かった!」と話しだすと止まりません。

今年も熱い試合が繰り広げられそうで楽しみです。

広島支部のみなさんに、たくさんの元気と優しさをいただきました。

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(文・写真/全通研理事 米野規子)

 

 

2018年4月12日 (木)

全国ろうあ青年研究討論会参加者懇談会

 46日(金)、7日(土)、全国手話研修センターで、(第13回)全国ろうあ青年研究討論会参加者懇談会・シンポジウム及び後輩を激励するつどいが開催されました。

 私は6日の夜、懇談会と7日のシンポジウムに参加しました。

懇談会に集まったろう者は、7080代の大先輩の方々と青年部の人たちで60人程が集まりました。

 高齢のことを考えて、テーブル席での懇談会となりました。これも研修センターの職員の配慮だと思い、感心しました。

 

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 まずは、吉田千草さんの司会で懇談会が開始されました。

 

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黒﨑信幸氏から開会の挨拶があり、

その後、石野富志三郎氏による乾杯がありました。

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 始まってすぐに、高田英一氏による音頭で、

1回目からの参加者が前に集合しました。かなりの数でした。

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 次に第2回目からの参加者、第3回目からの参加者が前に集合しました。

 会食も進み、松本晶行氏による呼びかけで、北海道、東北、北信越、関東、東海、近畿、中国、九州のそれぞれのブロックからの参加者が前に集合し、一人一人が思い出を語りました。

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 印象に残ったのは、「福島の板橋さん、九州の安藤さんなどに声をかけられ全青研に参加しましたが、そこで得るものが沢山あった」とのお話を何人もの人が話していました。

 「青年部をつくる」「一人ぼっちをなくす」「手話サークルを立ち上げる」などの具体的な目標を一人一人が自覚して各地に戻っていったとのことでした。

 これらの話を聞いて、これが運動なのだと思いました。みんなで語らい、そして、具体的な目標を作り、各地で展開していく。第1回の全青研はろう運動の大転換期であると聞いていました。今回のお話を聞いていて、そのときの大きなうねりを感じ取ることが出来ました。

 高齢者の集まりでしたが、疲れを見せず夜9時まで手話の花を咲かせていました。みんな、本当にいきいきしていました。

 しかし、元気にはしていますが、高齢のせいでしょうか、飲むお酒の量は少なくなっているようです。持ち寄ったお酒などが残っていましたからね。

 

 また、7日の午前中は、シンポジウムが開かれました。

 及川リユ子さんの司会で順次進められました。

 

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 先ずは、開催の趣旨について、発起人を代表して高田英一氏からありました。「残念なことにすでに他界された方もいて、この会を開くのが遅かったのかも知れなかった。」との言葉には涙が出ました。

 そして、来賓の挨拶として、石野富志三郎氏(全日ろう連)、そして渡辺正夫(全通研)、最後に小椋英子氏(士協会)の3人が挨拶をしました。

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 私は昨日の懇談会での話をし、今後も、三団体で協力し合って、運動を進めていこうと挨拶しました。

 その後、思い出のアルバムということでスライド映写がありました。

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顔写真が出て来ましたが、顔と名前が一致する人は、私としてはわずかでした。それもそのはず、私は第1回~3回全青研のときには手話をまだ始めていませんでした。

 次はシンポジウムでした。司会は清田廣氏でした。パネラーは黒﨑信幸氏、高田英一氏、松本晶行氏、山内公平氏、吉田千草氏の5人の方々でした。

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 びっくりしたのは、その当時、若い者が頑張ってろう連盟を変えるとの思いで全青研を開催したとのことでした。

  私はこのシンポジウムが終わった時点で、退席をさせていただきました。

 とにかく、ろう運動の大転換期の様子が聞けて、本当に勉強になりました。

 また、多くの参加したろう者の生の声を聞いて、感激しました。

本当にありがとうございました。

(文・写真/全通研会長 渡辺正夫)

 

 シンポジウムの第2部で「現役青年部の精鋭と老革命児のガチンコ対決」と題して、現在の青年部のみなさんと先のシンポジウムに参加された方々とのバトルがくり広げられました。

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「若者を育てるのは先輩の役割だ」「僕らの時代は教えてくれる人はいなかった。自ら学んでいくべきだ」「先輩がいるのだから学びたい」や、「青年部の活動も大事だが、地元の活動もがんばる必要がある。君らは地元でどんなことをやっているのか」と問われると、現役青年部のメンバーはさすがに地元の活動もがんばっておられました。

「僕らは、運転免許の獲得や準禁治産者の法律改正など変えてきた。君らまだ何も変えてはいない。手話通訳者の身分保障や二種免許が取れるようになったが取得後の仕事の保障がないなど課題は多い。変えていくのは君らだ」と、運動の大切さも説かれ、1時間ほどでしたが、現役青年部も負けず劣らずのバトルが続きました。

(文・写真/全通研事務所)

 

2018年3月13日 (火)

手話関係者の健康フォーラム2017in大阪

224日(土)~25日(日)に「手話関係者の健康フォーラム2017大阪」(以下、健康フォーラム)開催のため、大阪に行ってきました。

今回は、特に行事等の予定がなかったので、23日の仕事終了後、勝手に新幹線に飛び乗って奈良に泊まりました。そして24日の朝しっかりと奈良公園をジョギングしました。そして一路大阪へ。大阪駅近くのホテルに荷物を置き、いつもの阪神電車改札前で「ミックスジュース」(一杯150)を飲み、そのまま阪神デパートへ。いつものとおり8階の「阪神タイガースショップ」へ行くのですが、その手前で、女性が大勢いてびっくりしました。どうも「質流れブランド品」とかいうイベントがあり、女性の方は、見慣れておられると思いますが、バック・宝石とか数十万円、ちょっと高いものは、数百万円を超えるものもあり、横目でみながら、またびっくりしました。

健康フォーラムの主催である手話関係者の健康を考える3団体委員会の会議は、15時からあり、25日の行事の担当等の最終確認や各団体の健康問題についての情報交換等を行いました。

会議終了後、地元大阪の方やけいわん患者会の内野会長さんが合流して、交流会を行いました。当初、大阪おこのみ焼きの店に行こうとしましたが満員で、大阪の稲さんの紹介で、沖縄料理の店へ行くことができました。とてもおいしく今年の夏の沖縄集会を一足早く体験した気持ちになりました。

 

25日の10時から、健康フォーラムが51名の参加で始まりました。

今回で、3団体が主催になって5回目です。「聴覚障害者への医療における合理的配慮を考える」というテーマで、滋賀医科大学社会医学講座の北原照代先生に講演をいただき、今までフォーラムの内容から視点を変えて、聴覚障害者の受療に関する事と手話通訳者の情報保障の在り方を、関連させながらの講演でした。

 

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ろうあ者の医療を受ける権利、手話通訳者の健康で働く権利、どちらを犠牲にして成り立つものではない。手話通訳者の健康を守りながら、ろう者の情報、コミュニケーション保障も進めていくことが大事と結ばれた言葉が心に残りました。

 

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午後は7つのグループに分かれて、悩んでいる事、解決方法をみんなで話し合いました。

質問は、けいわんになった方の復帰状況、検診のための医療機関に理解を求めるにはどうしたらいいかなど出ました。北原先生は、「ろう者の医療と通訳者の健康問題は必ずリンクする。ろう者に対する無理解を、通訳者が間に入って悩んでいる状態があるので、医療関係者に、ろう者への理解を広め、深めることが出来ればと感じている」と最後にまとめられました。

 

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三団体を代表して、寺垣氏(通訳士協会)が、「差別解消法の合理的配慮などで通訳依頼が増え、新たなけいわん問題が再燃する懸念があるので、今後若い通訳者が育つ環境整備、健康問題を一緒に考えましょう」とまとめました。

大阪の皆様お世話になりました。来年は神奈川で会いましょう。

 

(文・写真/全通研理事 伊藤利明)

2018年2月21日 (水)

電話通信サービスのユニバーサル化を考える大学習会

 216日(金)、全日本ろうあ連盟主催の「電話通信サービスのユニバーサル化を考える大学習会」が開催されました。会場は、衆議院第一議員会館1階の多目的ホールでした。約100人の参加がありました。

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 この大学習会は、電話リレーサービス普及啓発推進事業の電話リレーサービス制度化検討委員会が主に担当として開催されました。

 司会は、小椋武夫全日本ろうあ連盟理事が担当しました。

 まず、主催者である全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長の挨拶がありました。

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続いて、日本財団の尾形武寿理事長、野田聖子総務大臣、宮嵜雅則厚生労働省障害保健福祉部長、そして、その都度参加された国会議員の方々から、挨拶を頂きました。

川森雅仁慶應義塾大学特任教授からビデオメッセージが放映されました。

次に第一部として

(1)DVD放映 「電話リレーサービスとは」

(2)「海外・日本の状況」 井上正之筑波技術大学准教授

(3)「日本財団の取り組みについて」 石井靖乃公益事業部部長

(4)「情報提供施設協議会の取り組みと課題」 小竹安治全国聴覚障害者情報提供施設協議会理事

それぞれの立場から、説明がありました。


休憩後に第二部のパネルディスカッション「電話リレーサービスの制度化について」がありました。

 コーディネーターは、小中栄一副理事長でした。

(1)盛山 正仁 衆議院議員(ユニバーサル社会推進議員連盟 事務局長)

(2)尾形 武寿 日本財団理事長

(3)村井 純 政策・メディア研究科委員長 環境情報学部教授

     (IOT新時代の未来ふくり検討委員会 座長)

(4)井上 正之 筑波技術大学准教授

(5)石野 富志三郎 全日本ろうあ連盟理事長

 5人のパネラーからそれぞれ5分程度、課題提供がありました。

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フロアーから千葉の植野さん、共用品推進機構の星川さんからの発言がありました。

また、今回の大学習会の決意表明を小川光彦全日本難聴者・中途失聴者団体連合会理事から読み上げられ、最後にパネラーと共に壇上で頑張ろうと拳を上げました。

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最後に、私たち全通研の立場で、この電話リレーサービス制度化検討委員会に参加している宮澤典子事から、閉会の挨拶がありました。

全ての日程を無事終了して解散しました。

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今後、機器による通信サービスと現在行われている福祉サービスとしての手話通訳をどのように整理していくのかが問われているのだと感じました。

また、2020年に東京で開催される東京オリンピック・パラリンピックまでに、情報アクセシビリティにおける情報保障をどこまで整備していくのかも課題となっています。

 

(文・写真/全通研会長 渡辺正夫)

明石市の手話フォン設置式典に行ってきました

201825日(月)12時から、明石市駅前のパピオスあかし2階のあかし市民広場で開かれた「手話フォン設置式典」に全通研として出席してきました。

 あかし市民広場の一角に設置された「手話フォン」です。

ここには写ってはいませんが、左隣に一般の緑の公衆電話が置いていました。

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 式典は、明石市の泉市長のあいさつから始まりました。「障害者が暮らしにくいのは、障害者の責任ではない、行政が責任を果たしていないから。やさしい街をめざす」と手話で話されました。その後、議長や来賓として明石ろうあ協会会長からあいさつがありました。式典には来賓として、全日本ろうあ連盟や近畿ろうあ連盟、兵庫県聴覚障害者協会、全通研、兵通研など出席しており、各団体が紹介されました。

そして、実際に手話フォンを使ってみるというデモンストレーションがありました。地元の聞こえない方が、明石市障害福祉課に電話して、相談に行く時間の約束を取り付ける設定で、オペレーターに手話で話し、明石市の担当者につなぎ回答を手話で返す、ということで約束が直接できました。

 

手話フォン設置の第1号は先に話題になった羽田空港、そして筑波技術大学に続く3カ所目として、自治体では初めてと紹介がありました。日本財団の負担で設置されており、日本財団の方からの「電話リレーサービス」についての説明で、現在7,000人が登録しており、月15,000件の利用があるそうです。

この「手話フォン」は、事前登録は不要で、手話で話す人ならどなたでも利用でき、朝8時から夜の9時まで利用可能ということです。

手話通訳者を多く会員に有する全通研としては、手話で仲介しているオペレーターがどのような体制になっているのか気になるところです。オペレーターは「日本財団電話リレーサービス・モデルプロジェクト事業者」と「情報提供施設(千葉、滋賀、熊本、沖縄)」が担当していると説明がありました。

公衆電話と同等に、誰でもいつでも使えるものとして、手話フォンがあらゆるところに普及すると便利だろうなぁと思いましたが、利用時間など考えると、オペレーターについても、さらに検討・研究が必要かなと思いました。

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この式典には多くのマスコミが駆けつけていました。

 

(文/写真 全通研理事 浅井貞子)

2018年2月20日 (火)

和歌山支部 大学習会「手話 この魅力あることば ~谷口さんのお話から学ぼう~」

210日和歌山支部大学習会で和歌山市に行ってきました。

和歌山支部学習会に行くことになったのは、魅力あることばDVDがきっかけです。

                             

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魅力あることばDVD13、谷口さんの連続写真が載っている研究誌70

 

魅力あることばDVD13に収録されている谷口さん(和歌山県)のお話を研修会に使おうと思って、手話を一つ、和歌山出身会員のNさんに「この手話分かる?」と聞いたのが始まりです。

 

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魅力あることばDVD13(谷口さん)より

 

Nさんが「和歌山の通訳さん知っているから聞いてあげる」というので、「じゃあ聞いてみてよ」と気軽に頼んだら、その知っている通訳さんが和歌山支部運営委員の竹中さんだったのです。

 

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研修会の司会をする竹中さん。

壁を背に立っているのが松岡支部長。

 

竹中さんとNさんは、2009年の神戸集会で出会って同郷であることで盛り上がり、夏集会のたびに会って一緒に飲んでいたようです。

私の「じゃあ聞いてみてよ」は、竹中さんから手話サークルで谷口さんと長年一緒に活動されている松岡支部長につながります。

松岡支部長によると、「困った」「できない」というニュアンスの手話で、手首を縛られたような「できない」の手話が変化したものではないかとのことでした。

 

 そんなやり取りをしている間に、「どんな研修会をやるのか見てみたい」となって今回支部大学習会のお手伝いをすることになりました。

 

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和歌山駅まで迎えに来てくださった丸山さん

 

駐車場では赤田副支部長が待っていてくださいました。

ありがとうございます。m(_ _)m

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DVDに登場する谷口さん(中央)と奥さん(右)。長年地域のサークルで一緒に活動してきた西田さん(左)。

 

今回の研修会の前に昼食を兼ねての打ち合わせには、DVDに登場する谷口さんと奥さんも来てくださり、よくわからなかったところを直接質問できてラッキーでした。

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お茶菓子は…

緑の袋は、花粉症に効果があるという「じゃばら飴」

「たっぷりはちみつ入り梅干」

パンダの形の「しょうゆせんべい」

 

会場は、和歌山県勤労福祉会館。立派な建物です。

 

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受付

 

研修会は1330分からですが、運営委員さんは午前中から会場に集合して受付などの準備をされていました。研修会を開くには、企画、PR、当日の準備そして報告作成といろいろ人の活動があります。

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研修会 グループになって相談

 

研修会では、コミュニケーションすること、相手の気持ちを理解することなどを一緒に考えます。

DVDを見て、自分で考えた後は、グループで相談します。

グループワークでは、運営委員の皆さんがサポートしてくださいました。

 ちょっと予定時間を過ぎましたが、何とか終了。

 

研修会の後は、近くの居酒屋で支部の皆さんと夕食 

 

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太刀魚の姿づくり。

 

なんと、和歌山県有田市(和歌山市の少し南にある市)は太刀魚の漁獲量日本一とのこと。

瀬戸内海でも太刀魚は取れますが、活き作りは食べたことがありませんでした。

コリコリしてさっぱりした味でおいしかったです。

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和歌山支部のみなさんと一緒にパチリ。

顎の下の握りこぶしは、「おいしい」という和歌山の手話です

(あごの下に握りこぶしを置き親指側を2回ほどトントンとあごに当てます)

 

全通研の仲間はユニークです。和歌山にも個性的な方がたくさんいらっしゃいました。

 

どう見ても「大阪人」と思われる方がいらっしゃったので聞いてみると、和歌山生まれ、和歌山育ちとのこと。“そんなはずは“と、突っ込んで聞いてみると、学生時代を大阪で過ごされ、ヒョウ柄の服もひと揃え持っているそうです。(なっとくです)

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紀の川

 

くろしお10号で紀の川を渡って帰広。

和歌山支部の皆さんありがとうございました。

 

(文章/写真 全通研理事 小山秀樹)

2018年2月 7日 (水)

全通研九州ブロック第9回研究集会

1月28日(土)29日(日)の二日間、九州ブロック研究修会に行ってきました。

会場は、福岡県 筑後船小屋駅前にある、芸術文化交流施設 九州芸文館でした。

                             

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朝6時に家を出発したものの、雪の影響を受け新幹線は30分遅れとなり、博多駅でうろうろとしてしまい、会場に着いたときは、渡辺会長の共通講座「全通研って何?」がスタートしていました。笑顔のみなさまに迎えられ、やっと席に着き受講となりました。

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渡辺会長の講演は、全通研の結成、目的、性格、現状と縷々説明があり、ろうあ運動の話へと進みました。

 手話通訳の国家認定制度と公務員採用

 公立の聴覚障害者総合センターの設置

 ろうあ者にも「運転免許取得」を

 民法11条の改正

ろうあ運動の歴史に、参加者は頷きながら聞き入っていました。もちろん、私もですが。

その後、健康問題への取り組みに話は進められました。「手話知らんですんません」「おかあさんは手話通訳者」の書籍を紹介。全通研が取り組んできた健康問題、これからも取り組むべき健康問題を静かながらも熱く語っていただきました。そして、全通研の長期ビジョンです。①きわめる②たかめる③はたらきかける、3つのキーワードにしたことにより、より会員の理解を得やすくする工夫や努力を惜しまずに取り組んでいると。

全通研の課題

・聴覚障害者の社会的自由の確立

・手話通訳者の身分保障(正職員)

・制度の当事者としての政策提起

・組織力量の向上

・東京事務所の開設

最後に理解者を増やす、継続することの大切さを話し講演を閉じました。

 

夜は、交流会が開かれ、渡辺会長、橋本副会長、若杉理事、窪田理事、富永理事、石川理事と共に参加しました。N-Action合宿に参加しますと言ってくれた仲間が近くにいて、合宿で会いましょうと挨拶もできて、感動でした。とにかく、みなさまの明るさと元気をもらえた時間となりました。「九州はひとつ」と渡辺会長の表現で会は閉じられました。

 

 

 

二日目は分科会

1健康(22名)

2防災(31名)

3技術をたかめようⅠ(8名)

4技術をたかめようⅡ(26名)

 

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私は、第2分科会の防災の午前が担当でした。

 

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聴覚障害者救援静岡県本部の取り組みを話しました。

静岡県聴覚障害者防災フォーラムの内容や事前アンケート、アンケート結果から見えてきた課題など県の取り組みを受け、地域ろう協と通研地域班の取り組みなどを話しました。

また、私が住んでいる伊豆の国市ボランティア連絡会のことや、私が受講した女性講座から学んだことなども話しました。静岡県警作成の「防災防犯マニュアル~赤のまもり~青のまもり~」の紹介をしながら、今後の防災を考えるうえで、女性が関わっていくことの重要性についても話しました。その後、熊本支援の報告から浮かび上がった、静岡としての課題は何かを防災フォーラムでの報告をお見せしながら話を続けました。

午後は、各支部の取り組みの発表を受けて意見交換、情報共有となりました。

 

九州豪雨や熊本地震後の取り組み、防災ネットワークづくりなど、他団体との連携の必要性などが整理されました。IT活用の必要性と周知方法の課題なども継続しての取り組みが必要です。分科会の後は全体会があり、健康と防災からの報告が行われました。一日目は50名、二日目は88名(講師含む)の参加がありました。

「サマーフォーラムin沖縄の成功を」と合言葉のように声が上がり、笑顔が一杯の会場でした。6時間以上かかる帰路でしたが、何も苦ではなく、全通研会員だからこそできることがあると再確認できた二日間でした。

九州ブロックのみなさま、お世話になりました。

 

(文/全通研理事 荻島洋子  写真/全通研副会長 橋本博行)

2017年12月18日 (月)

林智樹氏を偲ぶ会

 1217日(土)、全国手話研修センター3階嵐山にて、林智樹氏を偲ぶ会が行われました。式には、約100人の参列者がありました。

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 先ず、発起人(主催団体代表)の挨拶として、日本手話通訳士協会会長の小椋英子氏から偲ぶ会開催の趣旨などが話されました。

 経歴及び功績紹介を林氏の地元愛知県の本田栄子さんから報告がありました。地元では、懇切丁寧に人と接し、手話通訳者の育成に関わってきたことが紹介されました。

 その後、弔辞として、石野富志三郎氏、私、黒﨑信幸氏、高田英一氏、村上栄子氏(特定非営利活動法人つくし)の代理の大脇さんからありました。

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 私からは、「手話や手話通訳についての研究は、今後も大変重要なものです。林さんのやってきたようにはとてもいかないかも知れませんが、林さんの思いを引き継いでいくことが、せめてもの恩返しだと思っております」とお悔やみのことばを述べさせていただきました。

 

 次に参列者全員で遺影の前の献花台にお一人おひとりから、それぞれの林氏との思いを胸に菊の花を捧げました。

 ご遺族挨拶として、奥様の律子氏から、お話がありました。4人のお子さんの内、下の2人の娘さんも同席されていました。

 山を散歩して突然の病で亡くなられたこと、その後のお気持ちや大学での後始末などこれまでの事をお話していただきました。

 本当に突然のことで、何が何だか分からない状況から今に至っている辛い気持ちがこちらに伝わってきました。

 「あの世で一緒になれるんだ、そう思って頑張っている」とのお言葉には胸にしみるものがありました。

 閉式のことばとして、倉知延章氏から同じ教員として士協会の研修スタイルを築いてきたことを紹介して閉式しました。

 

 同じ会場で1530分から食事会が開かれました。約70人の参加がありました。

 林氏と縁の深い方々が、林氏との思い出をたくさんお話ししてくださいました。2時間を林氏の遺影とご家族と一緒に過ごしました。

 最後に、参加者一堂で記念写真を撮って解散しました。

 

 林さん、本当にありがとうございました。どうぞ安らかにお眠りください。

 

(文/全通研会長 渡辺正夫)

2017年12月 6日 (水)

香川支部 なるほど講座

123日香川支部研修会「なるほど講座」

(於:高松市総合福祉会館)が開催され、

魅力あることばDVD35を使っての学習会を担当してきました。

                             

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瀬戸大橋から(マリンライナーにて)

 

瀬戸の海は快晴。穏やかな一日になりそうです。

 

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高松駅舎

 

高松駅も快晴。今日の最高気温は14

11時着。青空につられて広場のベンチでお迎えを待つことにしました。

ベンチに座って高松駅舎を見ると、顔のような…?

どうも、笑顔をイメージしているらしいです。

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支部の斎藤さんが迎えに来てくださいました

改札にいなくてごめんなさい m(_ _)m

 

組織部でいつもお世話になっている、

曽我部理事(香川支部長)、斎藤さんと一緒に

「うどんバカ一代」へ。

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うどんバカ一代

 

11時過ぎですが長蛇の列。2-30分待って店内へ。

壁いっぱいに有名人の色紙が貼ってありました。

私はかけうどん食べたのですが、おいしかったですね。

出汁に藻塩が入っていたような気がしたのですが…

google 先生に聞いてもそんなことは書いてありませんでした。

 

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かけうどん中(2玉)

 

支部の皆さんは、朝から一日研修会です。

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左から受付を担当された香西さん、本川さん、

書籍販売の手伝いをしてくださっている射場さん

 

書籍などの販売は、学習教材の提供と共に

私たちの考えを伝えるための方法でもあります。

なかなか買ってもらえないけど、並べとかないと売れない

本を持って行ったり、持って帰ったり…

担当の方は大変ですがちゃんと取り組まれています。

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研修会を行う部屋の壁には、入会案内が掲示してありました。

「香通研はどういう団体ですか?」

「どのようなことをしているのですか?」

「日が浅いのですが入会できますか?」

などQAの形で、紹介がしてあります。

組織部を担当している本川さん作だそうです。

 

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組織部担当の本川さんと、曽我部理事

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香川支部のなるほど講座は一日研修会で、私は午後担当です。

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全通研HPからも購入できます(2,200円)

研究誌123号に掲載されている才原さんのお話を見て、

グループに分かれて話し合います。

単語の意味は? どんな日本語に翻訳するか? 才原さんの気持ちは?

DVDは一人で見て学習することもできますが、

みんなで話し合いながら学習することで、

それぞれの見方や考え方を交流することができます。

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終わったあとは、支部の皆さんとイチゴ山盛りパフェを食べながら珈琲して、帰広。

香川支部の皆さんありがとございました。

 

(文・写真/全通研理事 小山秀樹)

 

2017年11月 8日 (水)

手話を広める知事の会「第2回総会と手話言語フォーラム」

 117日(火)、参議院議員会館講堂で、手話を広める知事の会の第2回総会と手話言語フォーラムが開催されました。

 全国会地から290人を超える大勢の人が参加しました。全通研の理事及び会員も多く参加していました。

 総会では、平井伸治会長の挨拶から始まり、日本財団の笹川陽平会長、全国手話言語市区長会の泉房穂明石市長の来賓挨拶がありました。

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  また、ハンガリーのアダム・コーシャ欧州議会議員からビデオによる特別メッセージが放映されました。

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 取組報告は、全日本ろうあ連盟の小中副理事長から創立70周年のことを踏まえて、「手話言語をめぐる全国の動き」の話をされました。

 総会議事では、全国を7つのブロックに分け、そのブロック毎にまとめ役として会長または副会長を設置することが決まりました。その後、知事の会の参加者による記念撮影をして、無事に総会は終了しました。

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 同会場で、引き続き手話言語フォーラムが開催されました。

最初に夏季デフリンピック競技大会サムスン2017の報告が、水泳の藤原彗選手、女子バレーの宇賀耶早紀選手からありました。応援に対してのお礼と練習場の確保などの課題について話がありました。

来賓の挨拶では、国会議員の方々が駆けつけ、手話言語法の制定を強く訴えていました。

文部科学省の林芳正大臣の代理として白間竜一郎大臣官房審議官、厚生労働省の加藤勝信大臣の代理として宮嵜雅則障害保健福祉部長が挨拶されました。

三重県と長野県の健康福祉部長から、それぞれの県の取組状況が報告され、その後、パネルディスカッションに入りました。

コーディネーターとして読売新聞大阪本社の井手裕彦編集委員、パネリストは、国連障害者権利条約推進議員連盟元事務局長の笹川博義衆議院議員、日本財団の尾形武寿理事長、日本障害フォーラムの藤井克徳副代表、手話を広める知事の会の平井伸治鳥取県知事、全国手話言語市区長会の泉房穂明石市長、最後に全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長の6人でした。

国、県、市の行政の立場から、そして、民間や障害者団体の立場、そして当事者としての立場から、手話や手話言語法成立に向けての意見が交わされました。

特に、「手話言語法は読書バリアフリー法や情報・コミュニケーション法などの位置づけではなく、言語という別の体型の法律として率先して成立させるべきものだ」との意見には納得出来ました。

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指定発言として北海道ろうあ連盟の佐藤英治副理事長、東京都聴覚障害者連盟の越智大輔事務局長から、北海道と東京の取組状況や課題が報告されました。

次に、知事の会の宣言を京都府の松村淳子健康福祉部長、京都府聴覚障害者協会の吉田正雄手話対策部長から読み上げられました。

最後に渡辺から、全国から多くの参加者を得て開催出来たこと、47都道府県の知事さんが手話を広める知事の会に加盟したこと、聴覚障害者の暮らしをより豊かにすること、手話通訳者の身分保障を確立させるためには、手話言語法の早期実現が求められるとして閉会の挨拶を述べました。

時間を少しオーバーしてしまいましたが、予定していた内容を無事に終了し解散しました。お疲れ様でした。

 

(文・写真/全通研会長 渡辺正夫)

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