2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のコメント

無料ブログはココログ

2017年2月28日 (火)

手話関係者の健康フォーラム2016in佐賀

2月18~19日「手話関係者の健康フォーラム2016in佐賀」(以下、健康フォーラム)開催のため、佐賀県佐賀市に行ってきました。
18日朝、新山口駅から反対ホームの、エヴァンゲリオン新幹線を見ながら一路、博多へ。
 
Photo
 
博多駅では、牛タンモーニング (ごはん・コーヒーおかわり自由で540円) を食べ、佐賀に10時には着きました。
健康フォーラムの主催である手話関係者の健康を考える3団体委員会の会議は、15時からでしたので、
健康のためいつものジョギングをしました。
ホテルで着替え佐賀市内を1時間程度走りました。
 
Photo_2
 
佐賀城を中心に落ち着いた街で、おひなさまがいたるところに飾ってありました。
 
実は、私事なのですが2015年9月の定期健康診断で「糖尿病だ!走れ」と医師に言われ、
仕方なくゆっくりと走ることにしました。そうすると当時96kgあった体重が現在65kgになり、
(スボンのウエストのサイズが105㎝から80㎝)今では「もう糖尿病ではない、ただ、今の体重を続けるように」
と言われ、訪問した街を走っています。
午後の会議、講師との交流会を経て翌朝も6時から走りました。
 
Photo_3
 
佐賀の街は平たんで走りやすく、気持ち良い汗をかくことができました。
皆様も、健康には気をつけましょう。
 今回の講師「宇土博」医師は、広島で開業されていて経絡治療(棒等でツボを押さえる)で、
けいわん障害等の職業病を予防・治療されています。
過去に中国ブロックでは、講演やけいわん検診を、また愛媛県での「健康フォーラム2012」の
講師も担当していただきました。
宇土医師は講演も楽しくお話が進みますが、お酒が入ると、もっと楽しい方です。
今回も、前日夜の交流会で、鹿児島のYさんや宮崎のMさんと意気投合し、佐賀の名物料理を
食べながら健康について大いに語ることができました。
 
Photo_4
 
19日の10時から、健康フォーラムが始まりました。
まず、宇土医師による「頸肩腕障害の予防と治療について~手話通訳を中心に~」を
テーマに、頸肩腕障害の予防等についての講演と最後の30分は、経絡治療で痛み等により
動かなかった腕等が動くという実践がありました。
 
Photo_5
 
午後は、長野臨床心理士による「臨床心理士から見た手話通訳者の心の健康」で、
対人援助職のメンタルヘルス等の講演でした。
富永理事のストレッチ、グループワークと続きました。
今回で、3団体が主催になって4回目です。
小椋委員長の活躍もあり過去最高の参加者(86人)でした。
特に、今回の健康フォーラムでは、手話通訳者であるが上での悩みや苦しみがグループワークや
質疑応答を通じて伝わってきました。
昼から講演いただいた長野先生や司会の鈴木さんのお力だと思います。
私は、全通研歴35年を超えながら、けいわん障害等のことは健康対策部に入るまであまり知りませんでした。
しかし、健康対策部に入って7年が経ち理解も深まってきたつもりでいます。
皆様これからもいっしょに学習していきましょう。佐賀の皆様、九州の皆様お世話になりました。
 
 
(文・写真/全通研理事 伊藤利明)

「手話通訳問題研究」140号『ちょっと聞いてよ 千葉支部の巻』の取材

「手話通訳問題研究」133号から始まった『ちょっと聞いてよ 〇〇支部の巻』シリーズ。
設立された支部の順に研究誌部員が訪問させていただき、支部の歴史や、
現在の取り組みの様子、また思いなどについてお聞きしています。
 
 
今回は千葉支部を訪問しました。
2017年2月26日、東京都内では「東京マラソン2017」が開かれていましたが、千葉県はそのお隣です。
JR本千葉駅から徒歩約10分弱で、会場の「千葉聴覚障害者センター」に到着しました。
 
1024x768
 
この日の午前中は、各地域班の班長が集まっての地域班会議(年4回)、
午後から毎月の定例役員会が開催されていました。
地域班会議は、千葉県内各地から多くの方々が集まられ、総勢29人の会議でした。
千葉県といっても、公共交通機関が十分に整備されていない地域もたくさんあるそうです。
それでも休日の朝早くから集まられ、熱気に溢れた会議でした。
今年度最後の地域班会議ということもあり、会場内にはちょっとしたお心遣いの品が…。
 
1024x768_2
 
私は、このような心温まる、さりげないお気持ちやおもてなし、お気遣いが全通研を
陰で支えている一人ひとりの会員さんの真の姿ではないかと感じています。
会議は、渡辺組織部長(全通研会長)が、会議議題に沿ってテキパキと進めていかれます。
今回、千葉支部を取材させていただき特筆すべきは、3年連続で支部会員の最高記録を
更新されていることです。(2014年度:362人 2015年度:365人 2016年度:366人)
着実に会員数を増やしている秘訣は一体何でしょうか? 5月に発行予定の140号をお楽しみに!!
今回、予定の取材時間をオーバーしても、みなさん最後まで丁寧に取材に応じていただきまして、
本当にありがとうございました。
千葉支部のパンフレットに書かれているモットー「全員主役 全員集合 全員笑顔」を随所で拝見できる取材でした。
研究誌では3ページでの掲載になるため、ご紹介いただきました全ての内容を掲載することは叶いませんが、
一つでも多くの事柄が掲載できるよう、これから原稿作成に取りかかります。
千葉支部のみなさん、お世話になりました!
 
1024x768_3
 
(文・写真/研究誌部員 岩谷誠司)

第2回N-Action合宿が行われました

2017218日(土)~19日(日)に埼玉県国立女性教育会館で

第2回N-Action合宿が行われました。

 

配置図を見て分かるように、広い敷地内を移動しながらの開催となりました。

 

Image1 Image2

 

1日目(2017218日)

広く立派な会議室にまず一声は「広いね~」でした。

機材の確認やマイクの調整、受付の準備にかかりました。

Image3

全通研N-Action委員会会議後に会議室に移動し準備開始。

二階から会場全体の様子の確認。

Image4 Image5

13時30分から受付開始。

16支部から40名が参加しました。

Image6

 14時00分から開会あいさつ。はじめに渡辺会長代理として石川理事からの挨拶。

続いてN-Action委員の長山委員長より、20155月の代議員会にて設立した

N-Actionの今までの活動報告が行われました。

Image7 Image8

14時30分からは東京支部の江原こう平氏による「U-35の経験から伝えたいこと」と題しての講演会でした。U-35の立ち上げの経緯や、当時の活動の様子などを語っていただきました。

Image9


 

パネルディスカッション/「次世代活動とは?」

パネリスト/江原こう平氏

      石川芳郎(全通研理事)

      梅澤仁士(N-Action委員)

ファシリテーター/長山 綾(N-Action委員長)

Image10

手話を始めたきっかけや、全通研に入ったきっかけなどを、自己紹介を兼ねながら話していただきました。その後、つどいの活動から見えてきたこと、N-Action立ち上げについてどう思ったかなど、それぞれの立場からのご意見を語っていただきました。

-35の立ち上げを後押ししてくださった市川恵美子元会長の人となりを聞き、40年前の全通研を立ち上げた当時の青年層の活動の様子などは、参加者の今後の活動に影響を与えてくれたことと思います。

 

パネルディスカッションの後は、宿泊棟に移動してグループ討議を行いました。

6グループになり、3会場で、講演、パネルディスカッションを受けての意見交換を行いました。

Image11 Image12

 

 

■2日目(2017年2月19日)

9時00分から「同世代のろう者の暮らしから学ぶ」のテーマで

一般社団法人埼玉県聴覚障害者協会の中西 潤氏に講演いただきました。

Img_1358

講演は、手話との出会い、手話を通して学んだこと、青年部を通して学んだことなどに始まり、一般企業で働いている立場としての業務上の苦労や情報保障についてのお話もいただきました。

途中、講師の中西氏から参加者へ障害者に関する新しくできた法律の名前についての質問があり、参加者の皆さんは法律の名前や詳細を休憩時間にスマホで検索し、講師に話しかけている様子もみられました。

Image13

 

講演後に「N-Actionとして自分たちの地域で取り組みたいこと」という内容でグループワークを行いました。実際どういう活動をしていきたいかといことを、1日目と同じグループで話し合い、各グループ10分間のプレゼンのための資料を作成しました。

Image14 Image15


グループプレゼンテーションの様子

Image16 Image17

Image18 Image19  

グループ発表のタイトルは以下の通りです。

・今自分でできることをやっていこう

N-Actionで取り組みたいこと

・組織としてのコミュニケーション

・ろう青年が普段使用する手話や冗談手話を知る

・県別に見たN-Actionの現状とこれから

・仲間集め。手話を学んでいる若い人たちの集まりがあるということを広める

各グループとも限られた時間の中での発表でしたが、それぞれの工夫が見られて大いに盛り上がりました。

閉会予定の時間を少し超えてしまいましたが、「お疲れさま」「ありがとう」「次はつどいで」と元気な声が飛び交っていました。近い将来、全通研を盛り上げてくれるに違いない、期待される仲間たちです。

Image20 Image21

参加者を見送った後は会議です。今回の反省と来年度の活動など話し合いました。

17時前に終了し、会館担当者と会場チェック。

受付での手続きも無事に終えて、帰路につきました。

 

(文・写真/全通研理事 荻島洋子)

2017年2月 7日 (火)

福島支部学習会

1月29日、福島支部主催の「県通研講座」に全通研講師派遣事業で参加させていただきました。
10時開始なので前日に福島入りしました。
夕方に出発したため郡山駅到着は22時前となり、駅周辺も人は少なかったです。
空気はキーンと冷えていましたが、駅前には「welcome to KORIYAMA」のイルミネーションがあり、
ちょっとうれしくなりました。
 
Image1
 
29日はホテルまで支部役員さんがお迎えに来てくださいました。
車の中で、はじめましてのご挨拶をしていると
「米野さんは、手話奉仕員養成講座の学習教材(DVD)の私たちの家族に出ている方ですか?」
と聞かれました。ひゃー、お恥ずかしい!実は、そうなんです。
でも、あの教材は10年以上前に収録したので私の記憶にはほとんど残ってないのですが、
見てくださっている方にとっては現在のことなんですよね。
ときどき、他の地域の方からも同じ質問をされるのですが、ほんの一瞬しか登場しない私
(たぶん20秒位です)を覚えてくださるなんて、ありがたいのと恥ずかしいのとで不思議な気持ちです。
 
さて、会場に到着するとたくさんの方が来られていました。
なんと参加者87人!ろう者も10人位参加してくださって、会場はみなさんの熱気で包まれていました。
寒い日曜日の朝なのに、そして福島県はとっても広いのに、いろんな地域から参加してくださって本当にありがたいです。
 
Image2 Image3_5
 
 
学習会のテーマは「手話言語条例と手話通訳制度」です。
全通研の理念や現在の手話通訳制度とからめて、手話言語条例はどんなものか、
手話通訳制度を支えている手話通訳者の現状などをお話させていただきました。
手話通訳の現場で働いている立場から制度について質問や、ろう者の方からも
今後の活動をどのように進めていくのが良いかなどの質問もあり、熱心にお話を
聞いて下さって本当にうれしかったです。
 
講座が終了し、昼食はご用意いただいた美味しいお弁当を支部役員さんと一緒にいただきました。
支部のみなさんは午後からもグループ討議をされるとのことで、準備をしながら
「どんな討議になるかなぁ。これからの活動につなげていきたいねー」
と打ち合わせをされていました。
 
残念ながら私は時間の関係で午後の部は参加できなかったのですが福島支部のみなさんの
活気と暖かさに、力強いパワーをいただき帰りの新幹線に乗りました。
 
ありがとうございました!
 
(文・写真/全通研理事 米野規子)

2017年1月24日 (火)

中国ブロック「手話通訳制度を考える担当者会議」学習会

1月22日(日)午前に開催される中国ブロックの「手話通訳制度を考える担当者会議」学習会
(会場は岡山市)の講師を依頼された。
調べてみると岡山は近い。西明石から新幹線に乗れば家から会場まで90分かからない。
ちなみに全通研事務所(京都)までは2時間はかかる。
今回の電車のお供は電子ブックの「クライマーズ・ハイ」(横山秀夫)。
といいつつ電車に乗っている時間は1時間もなく少し読んだら岡山に到着である。
家を出るときは雨がぱらついていたが岡山は終日おだやかな晴れだった。
 
Image1_1024x767
 
快晴の岡山駅
 
Image2_1024x1024  
 
会場のときめきプラザ
 
 
会場について持参したパソコンとプロジェクターとのコネクター(Macなので特殊形状)を
家に忘れてきたことに気づきあわてて現地でパソコンを借りるはめに。
加齢を感じる瞬間だ。
 
 
学習会のテーマは「「全通研がめざす手話通訳制度」まとめと今後について」ということで、
2年越しの学習運動についての総括と今後の取り組み方針について、午前中 話をする。
特効薬的な即効性のある戦術はまだ提示できない中ではあるが、情勢(政府の動きは
厳しいが地域や団体の取り組みはプラス)を踏まえた取り組みの重要性を説明する。
 
 
Image4
 
午前の学習会
 
 
 
午後からは午前の話を踏まえて、茶菓を交えながら各支部からの制度化の報告と意見交換会。
鋭い中にも笑いを盛り込みながら、中国ブロックでの制度の着実な前進を感じた1日だった。
 
 
Image3_1024x768
 
午後の意見交換会
(文・写真/全通研事務局長 伊藤正)

2016年12月22日 (木)

 藤田保氏の「保健文化賞」の受賞を祝う会」

12月18日(日)、大津市のロイヤルオークホテルのローズオーキッドで、
藤田保氏の「保健文化賞」の受賞を祝う会が開催されました。
全通研を代表して、渡辺が出席しました。
 
Img_20161218_110403305_1280x960 Img_20161218_114555113
 
当日は、暖かなそして天気も快晴でとても良い日になりました。
約100人の参加者をもって盛大に開催されました。
 
Img_20161218_122211899
 
藤田保氏は、聴覚障害がある医師として精神保健相談や勤務する病院で聴覚障害者外来の実践、
学生への教育などを行うことで、聴覚障害者の精神保健や福祉の向上に貢献してきました。
その功績が求められ今回の受賞となりました。
 
この保健文化賞は、戦争の傷痕が深く残り、衛生環境が悪化する状況にあった1950年に
我が国の保健衛生向上のために役に立ちたいと考え、保健衛生の分野における立派な業績と、
長年にわたるご苦労に対し感謝と敬意を捧げるために創設されたものです。
 
たくさんの人からお祝いの言葉がありました。
 
Img_20161218_120432107 Img_20161218_135241289
 
その後、ご本人からお礼の言葉がありました。
 
Img_20161218_124217679
 
藤田氏は「国語の先生にとにかく本を読め」と言われ、そのことを忠実に守ったとのこと。
読んだ本の中に無医村で活躍する医師の話があったそうです。
自分はそのとき、無医村の医師として頑張るんだと思ったそうです。
しかしながら、医師になってすぐに腫瘍のため耳が聞こえなくなってしまい、
無医村のことは諦めざるを得なかったそうです。
耳が聞こえない医師として何か出来ないかと考え、聴覚障害者のために奮闘されたそうです。
 
そのとき感じたことは、「聴覚障害者にとって病院は、無医村と同じだ」ということです。
自分は実際に無医村の医師にはなれなかったが、聴覚障害者にとっての病院を
無医村にしないと心に誓ったそうです。
 
その言葉を聞いて、本当に藤田先生が感じてきて実践されてきたことが
非常に聴覚障害者にとって大切な事をしてこられたのだと感じました。
 
あっという間に2時間半という時間が過ぎてしまいました。
これからも聴覚障害のある医師としてご活躍されることを期待し、会場をあとにしました。
 
 
(文・写真/全通研会長 渡辺正夫)

2016年12月 2日 (金)

第22回 全国中途失聴者・難聴者福祉大会in奈良

11月27日(日)に、第22回 全国中途失聴者・難聴者福祉大会in奈良(まほろば大会)に行ってきました。
 
26日は4つの分科会に分かれて討論、夜は懇親会で交流されたようです。
27日は午前に式典とミニシンポジウム、昼食をはさんで漫画家の里中満智子さんの記念講演があり、
28日は奈良観光が予定されています。私は大会式典に出席してきました。
 
 
急に寒くなった11月最後の日曜日は、あいにくの雨。
寒さに震えながら近鉄奈良駅に降り立ったのですが、雨の中で要員の方が
プラカードを持って道案内をしてくれました。
でも奈良の駅前は、紅葉を楽しむ大勢の観光客でいっぱいでした。
会場の奈良文化会館周辺も、真っ赤や黄色に色づいた木々の葉で彩られていました。
 
Image1_1024x759
 
9時40分、時間ぴったりに式典が始まりました。
来賓祝辞、祝電の披露、来賓紹介、大会表彰と進んでいきましたが、
私たちはいつも手話通訳者と話者が映るスクリーンに慣れていますね。
舞台に手話通訳者はいるのですが、字幕だけのスクリーンがとても新鮮でした。
 
 
ミニシンポジウムでは、「中途失聴者・難聴者と聴覚障害者情報提供施設」をテーマに、
小中栄一さん(NPO法人全国聴覚障害者情報提供施設協議会理事長)と新谷友良さん(全難聴理事長)が
佐野昇さん(全難聴事務局長)の司会で意見を述べ合いました。
 
「情提施設」を柱としたシンポジウムは初めての試みということで、それぞれ現状と課題を出し合い、
これから全難聴と情提施設がもっと連携を密に、共同で要望活動をするなどの取り組みもしていこう
という話がされました。
 
会場ロビーでは、かわいい聴導犬訓練生(?)が参加者の胸をキュンキュンさせていました。
 
Image2_1024x768
 
雨だったので、奈良公園の鹿は見かけませんでしたが、商店街のアーケードにはしっかり鹿がいました。
 
Image3_1024x768
 
(文・写真/国際部長 梅本悦子)

2016年11月30日 (水)

青森支部の「全通研がめざす手話通訳制度」学習会

11月27日(日)午前に開催される青森支部の「全通研がめざす手話通訳制度」学習会の講師を依頼された。
私が住む兵庫から青森は遠い。移動は飛行機が普通だ。
また、移動は午前の学習会なら前日が常道になる。
 
ただ前日の26日は全通研の事務局会議があり、事務局長という立場上抜けることはできない。
事務局会議はいつも午後いっぱいやっている。
「なんとかなるだろう」くらいの軽い気持ちで引き受けたがなかなか両立が難題であることがわかってきた。
伊丹空港発の最終便(悲しいことに18時!)や、新幹線利用で東京泊や仙台泊など
さまざまな方法を検討したが、翌日10時までに会場に到着するためのもっとも合理的で
体にラク(?)な方法として「17時に事務局会議を終えて青森に新幹線で移動」にした。
青森到着は真夜中で翌日は夕方の飛行機で伊丹空港まで帰るという観光なしの弾丸ツアーである。
 
なんかこんなん多いなあ、と思いながら事務局会議の後片付けを心優しいメンバーにお任せして
京都駅17時半過ぎの新幹線に乗り込んだ。
車内で事務局会議の宿題を済ませて京都駅の駅弁を夕食とする。
タブレットで青空文庫の「源頼朝」(吉川英治)を読んでいると東京着。
駅で買ったコーヒーを持ち込んで20時半過ぎの新青森行き最終の新幹線に乗車。
 
頼朝とうたた寝でひたすら時間をつぶして23時半過ぎに新青森着。
心配していた雪は歩道に若干残るくらいで寒さは兵庫と同程度で一安心。
 
Image2_767x1024
 
雪はこんなもんでした
 
 
 
なぜかまちはずれに位置する新幹線の駅からタクシーで市街地にあるホテルに向かう。
1時就寝。
翌朝は7時起床。快晴。
ホテルのロビーに「本日は久しぶりにあたたかい日です」と手書きの案内が出ているが
天気予報では「今日は最高気温10度」であり北国を感じる。
 
9時前にチェックアウト。
ブログ用の写真を撮るために徒歩5分の青森港まで海を見に行く。
それほど寒くはない。
 
Image1_1024x576
 
早朝の青森の港
 
 
9時半会場着。ごあいさつの後で簡単な打ち合わせ。
午後の予定を聞いてみると「支部の地域班会議がある」とのことなので同席を申し出て了解を得る。
 
Image4_1024x768
 
午前中の学習会。質疑応答の時間です。
 
 
本日の学習会は県のろうあ協会の幹部研修会と重ねているとかで
参加者約50名のうちろうあ者は38人(!)。丁寧な説明を心がけることとする。
講演の内容は、全通研の討議資料の説明に尽きるが、全通研からの提案内容だけでなく
「なぜ今提案するのか」「歴史の流れから見た現状」「これからの取り組みにあたり考慮すべき現在の情勢」
などの関連情報について時間を割く。
しかし何分にも持ち時間は80分であり説明の圧縮も少なくなかったと思う(すみません)。
 
 
講演終了後の質疑応答は予想どおり(?)ろう者ばかり。
しかし「社会通念上とは具体的にはなにか」「補助金なのに金額が減っていいのか」
「自治体が採用する手話通訳者が全通研の非会員でもいいのか」など
本質的な質問が多く、内容が伝わっていたことに一安心。
もちろん手話通訳を担当した青森支部のメンバーの卓越した技術あってのことであり感謝である。
 
昼食をはさみ地域班会議。
 
Image3_1024x768
 
午後の地域班学習会。赤いセーターが支部長さん
 
 
各班からの現状や課題についての報告と意見交換。
青森支部の会員継続率の高さ(94.70%)と人口比会員率の高さ(人口129万で今年度会員数161)には
素晴らしいものがあるが、その理由は地域班の活動内容と中心人物のエネルギーにあることを確認した。
 
 
会議の最後に意見を求められたのでそのことと共に
「魅力ある組織を作るのは魅力ある構成員。みなさんが全通研という組織を楽しんで
  魅力を発揮してもらえば自然に後輩は魅力を感じて会員は増える」と感想を述べた。
 
 
会議終了後、柔らかい津軽弁で山暮らしの素晴らしさを力説する支部長さんに車で青森空港まで送っていただく。
「月五千円で温泉使い放題。床暖房にも利用可」「山菜取り放題」という魅力と
「虫は多い」という課題の比較検討に心を動かされつつ飛行機に搭乗したのだった。
 
 
(文・写真/全通研事務局長 伊藤 正)

2016年11月 4日 (金)

リーダー養成講座〜リーダーのためのABC〜

2016年10月30日(日)、岡山市きらめきプラザにて
「リーダー養成講座〜リーダーのためのABC〜」を開催しました。
参加者は25名で、静岡、三重、滋賀、兵庫、香川、岡山、鳥取、広島、山口からの参加でした。
 
 
朝9時に準備のため会場に行くと、すでに岡山支部の支部長さんが見えていて、
事務所からの荷物の受け取りや、機材の用意をされていました。
いろいろと気遣いして下さり本当に嬉しかったです。
有難うございました。
 
 
午前は、講義1「全通研のあゆみ」を曽我部理事、
講義2「わたしが学んだ人権 ろうあ者が教えてくれたこと」を加藤理事が行いました。
午後は講義3「運動するということ」を渡辺会長が行い、その後グループワークをしました。
 
 
 
曽我部理事の「全通研のあゆみ」は、クイズ形式で、全通研のシンボルマークの由来から始まって、
全通研の前史、ろうあ運動の始まりから全通研活動のこれまで、運動を支えた会員の推移、
組織の各部局の仕事、全通研のこれから(長期ビジョン)を、わかりやすく話されました。
 
Img_5424
 
 
加藤理事の話は、現場で関わった聴覚障害者の暮らしから人権をどう考えるかというものでした。
その話から、人権とは何か、人が生まれながらにして持っている人間らしく生きる権利というが、
それはどういうことなのか、それは、「安心がない、選び取る自由がないこと」なのではないか、
それに従ってみると聴覚障害者の暮らしの中の人権を守るためにしているはずの支援が、
本当に聞こえない人の人権を尊重していることになるのか、子どもの権利条約に謳われている権利が、
聴覚障害のある子どもたちにとっても、聞こえる子どもと同じに尊重されているのか、
相変わらず一生懸命に努力して、可愛がられる者になるということが求められているのではないかと、
悩み、迷い、それでも聞こえない人の暮らしに学び、共に歩もうとする一人の全通研会員の姿を見ることができました。
 
Img_5429
 
 
渡辺会長の話は、「私と手話」というテーマを持って、運動することの意味を、
手話との出会いによって出会った人たちから学んだこと、
教育現場で培った「実践を通してしか学べない、多くを求めない、
現場から、当事者から学ぶ」人育ての極意、会長としてこれからの全通研をどうしていくか、
自分を変え、社会を変え、共に論議し活動してくことで全通研を発展させていきましょうと、
熱意を持って話されました。
 
Img_5434_768x1024
グループワークでは、「私にとっての全通研活動」というテーマで、
日頃、それぞれが全通研活動をやっていて感じている、良いこと、気になることを出し合って、
私たちの活動について振り返りました。みんな熱心に話し合っていました。
 
Gw_1024x576
 
 
発表では、どのグループからも「仲間・学ぶ・成長」というキーワードが出ていました。
まとめとして、小山組織部長からは、その思いをエネルギーにして活動し、
周りの人に全通研を語って欲しい、渡辺会長からは、学ぶ自分が、どうかかわっていくかが大切、
深く関われば深く学べる、いろいろな人と関わって議論していくことで、価値観が変わっていくとの話がありました。
 
681x1280
 
 
本当にその通りだと思います。
参加した皆さんが、何かしら持ち帰ってくだされば嬉しいです。お疲れさまでした。
あわせて組織部会を開きました。この二日間は、とても有意義な時間でした。
本当にどうも有り難うございました。
 
 
 
(文・写真/組織部理事 窪田麗子 )

2016年10月24日 (月)

フォーラム「障害者差別解消法と自治体手話通訳者のしごと」

10月21日(金)兵庫県明石市において、
フォーラム「障害者差別解消法と自治体手話通訳者のしごと」が開催されました。
今年で5回目を迎えたこのフォーラム。
 
会場の明石市生涯学習センター(アスピア明石)には、北は秋田県、南は沖縄県から(すごい!)、
自治体の設置通訳者の他、聴覚障害関連施策担当職員、そしてフォーラムに関心を持った方々
総勢200名(スタッフ含む)が集まりました。
参加者数は過去最高となり、フォーラムへの関心の高さが伺えました。
(「200名」という数字にはスタッフもびっくり!!)
 
Pa210011_1024x576 Pa210019_1024x576
 
フォーラムは、伊藤正全通研事務局長の挨拶で開会。
基調講演は、泉房穂(いずみ ふさほ)明石市長による
「明石市における聴覚障害者施策の現状と課題」。
なんと、泉市長持ち時間15分の全てを自ら手話付きで「熱く」語られました。
 
Pa210016_1024x576
 
次に「手話言語コミュニケーション条例と障害者配慮条例の取組み」(福祉総務課 山田係長)、
「雇用された手話通訳者の業務」(同課 米野係長〔全通研理事〕)と続き、
家根谷敦子(やねたに あつこ ろう者)明石市議会議員からは、
「議員活動におけるコミュニケーション保障について」と、コミュニケーション条例成立以後の
議会及び市役所庁内の変化について実体験からの貴重なお話が伺えました。
 
Pa210023_1024x576
 
全通研 伊藤事務局長(急きょ、近藤副会長のピンチヒッターとしてお疲れ様でした。)からは、
「めざす手話通訳制度のあり方について」として、京都で始まった自治体の手話通訳雇用から、
現在検討中の「手話通訳者の国家資格化」について等、幅広く説明がありました。
 
  Pa210034_1024x576
 
厚労省の引間愛情報・意思疎通支援係長からは「今後の障害者福祉の動向」について、
意思疎通支援事業を中心に行政説明がありました。
 
Pa210035_1024x576
 
今回のフォーラムで印象的だったのは、泉市長の「あたりまえの社会をつくるのは、行政の責任」
「福祉の充実を、まちの発展につなげる」という行政トップとしての一貫した考え方が、
一般職員にしっかり浸透しているということでした。
そして、「できることを見つけて実際に始める」というもう一つの市長の言葉も印象的でした。
泉市長をはじめ、たくさんの明石市職員の方々の多大なるバックアップによって、
本当に充実したフォーラムとなったと思います。委員一同、本当に感謝!感謝!であります。
 
Pa210048_1024x576
 
フォーラムは来年も開催予定です
(開催地は・・・決まり次第お伝えしますね~)
 
 
(本文/全通研 自治体業務・政策研究委員会 渡部芳博)
(写真/全通研 自治体業務・政策研究委員会 川根紀夫)

«アジア手話通訳者会議inシンガポール